メデジンの町を出発したのは午前3時45分

真っ暗だったが予定通りタクシーは迎えに来てくれた

 

山道をレーシングカーのように飛ばす

空港には5時前に到着

 

飛行機の出発は6:50分 全てが予定通り 何の心配も無し・・・・・・・・と・・思っていたが

出発の時刻になっても動かない 5、10、15、20分 機内のアナウンスによると

空調機に問題があるという。 パナマでの乗り継ぎはショート・トランジット50分しか

ないのだ。

 

どうなる・・・・ことかと・・・・心配したが・・・

30分遅れで離陸 予定より早くパナマ空港に無事到着

余裕で乗り継ぎの便へ

パナマ空港は定刻で離陸 サンフランシスコまで7時間弱のフライトだった。

 

2週間の南米旅行

あっという間に過ぎてしまった

 

アメリカ生活は長いものの

何時も何時も仕事で忙しいから・・・・・・と

 

カミさんの親戚との付き合いが少なかったが

ここ数年 仕事も大切だが家族・親戚との交流はもっと大切かもしれないと

思うようになった

 

それは南米人の気質が大いに関係していると思う

直接的な血縁は私には無いが カミさんのハズバンドということで

誰も疑わずに身内なのだ 日本的に考えれば遠慮も恥じらいも少なからず

あるのだが・・・・・・

 

南米の連中は 限りなくおおらかで優しい

会ったこともない親戚の子供たちも「( 叔父さん叔父さん」となついてくる

 

今回の旅で 私も親戚の一人であることを確信した

 

ヨーロッパの色彩が色濃い南米コロンビア

アジア系、インディオ系が多かったペルー・チクラーヨ

 

何処に行っても純粋な日本人は私一人だった

 

これだけ色々な人種と交わると自身が何処の人か分からなくなる

 

人の ”ご縁”の不思議さを あらためて考えさせられる旅だった