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毎日、色々な魚の仕込みをしておりますと、沢山の骨が出ます(笑)
軽く炙って出汁をとったり、アラ炊きにしたり・・・と用途も様々ですが、
産地によって骨の形状も色々って思うことがあります。
たとえば「アナゴ」
通常、私の店では瀬戸内海は広島のアナゴを好んで使うんですが、富山湾でも沢山アナゴは獲れます。
ただ、富山のアナゴは身質がパサパサしているのと、大きさが異常に大きい(1匹500g~1K)
故に、小骨が小骨じゃないので私は敬遠しております。
仕入れるサイズは1Kで6本から8本(150g~120g)サイズのみです。
さて、その骨なんですが、たとえば同じ大きさのアナゴ(富山湾産と広島産)を比べた場合、
明らかに、富山湾産の方が骨が太いし堅いです。広島産は骨にも脂がのっているし、かなり細いです。
同じ魚なのに環境によって随分と違うもんです。
人間も同じですね(笑)

明日はお休みをいただきまして、名古屋に行ってまいります。
長男がいよいよ、大学のラグビー部の寮に入る(入寮式)日です。
下にまだ4人もいますので、そろそろ子離れならぬ長男離れをしないと・・(爆)


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鮨 難波 
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