アカボシゴマダラ | この美しき瑞穂の国

アカボシゴマダラ

毎朝通勤時に地元の公園に寄り道して散歩してから会社に行くのだが、今朝は道に落ちている蝶を見つけた。



近年よく見掛ける蝶で、グーグルレンズで調べるとアカボシゴマダラという特定外来生物らしい。


アカボシゴマダラは中国や朝鮮半島、ベトナムが原産の蝶だが人為的な放蝶により国内に広がったといわれている。昆虫マニアが放ったのだろうか。


AIによる概要によると・・・アカボシゴマダラは関東を中心に分布を拡げ、アキニレなどの街路樹や植栽木に害を及ぼしています。また、寄主植物であるリンゴ属、ナシ属、バラ属などの農産物にも食害を与えるおそれがあります。アカボシゴマダラを見つけたら、不用意に捕まえず、その場所の管理者や行政機関に相談しましょう。誤って捕まえた場合は、その場で放したり駆除したりすれば問題ありません。

・・・とのことである。特定外来生物で害虫だったとは知らなかった。


羽の一部を失っていたのでもう翔べないから、せめて飢えないようにと近くの花の上に載せておいた。


特定外来生物とはいえ、やはり翔べない蝶は憐れだ。このような悲劇が起きないように本来国内に自生しない生物や植物を人間が勝手に放ってはならない。