歩くことによる地鎮め | この美しき瑞穂の国

歩くことによる地鎮め

相撲に四股という稽古がある。四股は強い下半身を作るために力士には欠かせない稽古だが、一方で四股には地鎮めという宗教的な意味もある。



日本各地の祭礼で行なわれる民俗相撲では大地の邪悪な霊を踏み鎮め、また春先の大地を踏むことで大地を目覚めさせて豊作を約束させると伝えられる。




今朝の記事「景品たくさん」にも繋がることだが僕の旅はよく歩く。旅先で徒歩圏内なら(※場合によって片道1時間ぐらいでも)極力歩くのだ。これは相撲の四股と同じ意味だ。



以前観える友人に僕が旅において余計に歩かされてると言われたことがあり、地鎮めや浄化のために歩かされているという事だった。だから道に迷って余計に時間が掛かることにも意味があると考えている。



まあ、幸い歩くことは好きだからそんなに苦にはならないが。


地鎮めには更に「オノコオノコ・・・」と唱えると良いと考え、強い地震が起きた地を訪れる際には歩きながら移動しながら「オノコオノコ・・・」と唱えるようにしている。


オノコオノコ


そんなわけで僕はよく歩く。極力歩くのである。