金谷神社 | この美しき瑞穂の国

金谷神社

今日は千葉県富津市の金谷神社にお参りした。金谷神社はJR浜金谷駅より徒歩で向かった。






金谷神社には大鏡鐵(だいきょうてつ)という謎の遺物がある。この大鏡鐵は文明元年(1469)金谷神社西方0.55kmの海中から引き揚げられたもので、鐵尊(てつそん)として民間信仰の対象とされてきたものである。

その大きさは直径1.6m、厚さ11cm、重さ1.5tあり、昔から正体を探る研究をされてきたが江戸時代後期の国学者平田篤胤が日本武尊が東国征伐で浦賀沖から房総半島へ船で渡った際に船首に付けていた鏡であると推論したという。そこから大鏡鐵の名が付けられたようだ。


去年成田出張していた時に休日に鋸山に行ってみようかと考えて調べ物をしていたらこの神社を見つけ、いずれ行ってみようと思っていたのだが最近そのことを突然思い出して訪れたのである。


金谷神社では祓詞を奏上してお参りし、近頃千葉県東方沖で地震が頻発しているので地鎮めを祈った。


この後は鋸山を訪れたのだが別記事で書こう。


そして鋸山から下山してJR保田(ほた)駅へ向かうと、変わった名前のカフェが駅前にあったので電車待ちで立ち寄った。



パクチー銀行のマスターがなかなか面白い人で、店名に銀行が付くのは元々銀行の建物だった物件だからだそうで、店内には大きな金庫がある。


この店ではパクチーのメニューやジビエ(イノシシ)料理を提供しており、アルコール類もいろいろ置いている。マスターは都内から週末にこちらに来て店を開き、鋸山登山帰りのお客さんがこちらで昼飲みをしたりするそうだ。


そしてマスターは元々都内でパクチーの普及活動に尽力しておられたそうで、いろいろ取材を受けることもあったようだ。そんなマスターは緑色の縁のメガネを掛け、緑色のパンツを履いている。これはやはりパクチー色ですか?と聞くとはにかみながら頷いた。


今日はこの後に別の所へ行く予定があるので昼飲みしなかったが、ここは居心地が良いしマスターが話し上手で面白い。故にまた鋸山を訪れる際には必ず寄りますと告げてパクチー銀行を後にした。


パクチー銀行はだいたい土日営業だが、月に一度マスターが出掛けるのでその時はやってないとのこと。営業する日はグーグルマップかインスタグラムで告知するそうなので気になる方は要チェックである。


ごちそうさまでした。ここにはまた来よう。