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富雄丸山古墳の被葬者は?
蛇行剣や盾形鏡が発掘されたことで知られる奈良県の富雄丸山古墳で地面より80cmほど下に厚い粘土に覆われて埋まっていた木棺の中の調査が来月にも始まるという。
富雄丸山古墳で木製のひつぎの発掘調査 本格的に始まる|NHK 奈良県のニュース
富雄丸山古墳はこの時代のヤマト朝廷の高位者の墳墓とされる前方後円墳ではなく円墳であることからワンランク下の豪族の墳墓と考えられており、当地一帯は神武天皇東征の際に激しく抵抗した長髄彦(ながすねひこ)の根拠地であったとされることから被葬者は長髄彦かと考える人もいるようだ。
木棺の中から何が出てくるか分からないが、もし長髄彦と関係のある古墳なのだとしたら蛇行剣と盾形鏡の発掘をも越える歴史的発見になるのではないか。
来月から始まる調査が楽しみだ。