2023年9月山梨の旅(わに塚の桜) | この美しき瑞穂の国

2023年9月山梨の旅(わに塚の桜)

2023年9月23日山梨の旅の最後に山梨県韮崎市のわに塚を訪れた。


当地には日本武尊(やまとたけのみこと)と尾張の宮簀媛(みやずひめ)の間に生まれた武田王(たけだのきみ)の御所があったと伝えられており、武田王が薨去されると当地に葬られたといわれている。


武田王には佐伯王(さえきのきみ)という弟がいたが、佐伯王は三河国に住んだようで三川御使連(みかわのみつかいのむらじ)の祖といわれており、三河国三宮猿投(さなげ)神社に祀られているという。

当初わに塚の東側から火水埴(ひみつ)の清祓(きよはら)いを奏上したら一匹のスズメバチがこちらに向かってきたのでスズメバチを見ながら後退りし、一旦遠くに離れた後に今度はわに塚の南側へ移動してお参りを続けた。


すると南側に北海道のエゾエンゴサクにどこか似ている花を見つけた。


Googleレンズで調べたところ、ナンテンハギという植物かな?詳しい方、違ってたら教えてください。


わに塚をお参り後は近くにある武田廣神社にお参り。





武田廣神社では武田王を武田武大神として祀っている。こちらでも火水埴の清祓いを奏上してお参りした。ここではスズメバチに襲われることもなく落ち着いてお参りすることができた。


これをもって2023年9月の山梨の旅の締めとした。

2023年の盆休みの旅で岐阜県の恵那神社をお参りした際に境内にヤマナシが落ちているのを見てから【山梨】のキーワードを見出し、2023年8月下旬に熱中症で体調を崩した際になぜか山梨出身のジャンボ鶴田さんのお墓とご実家が出てくる夢を繰り返し観たり、テレビを付ければ山梨関連の番組を立て続けに観たりと【山梨】の強い引き寄せがあったことから行なった旅であった。

旅の最後に日本武尊と宮簀媛の御子である武田王の御陵に訪れたのはどのような因縁によるものであったのか・・・なんとも不思議な巡り合わせである。


この後日、ぶどう寺大善寺で2023年10月1日から五年に一度の御本尊ぶどう薬師の御開帳を拝観するために訪れることを誓って山梨をあとにしたのであった。

(おわり)