五十猛命と阿曇磯良 | この美しき瑞穂の国

五十猛命と阿曇磯良

今年の出雲詣でではソサノヲ尊の御子である木の神・五十猛命(いそたけのみこと)の御陵に行きたいと考えている。



この五十猛命は北九州を治めていた神で後に木の国(紀伊国)を治めたとされる。この神を安曇氏の祖・阿曇磯良(あずみのいそら)と 同じとする説があるようだ。阿曇磯良は海人族安曇氏の祖神とされ、神功皇后の三韓征伐の際に皇后に潮の満ち引きを操ることが出来る潮盈珠・潮乾珠を授けたという伝説がある。


五十猛命=阿曇磯良説の真偽のほどは不明だが、阿曇磯良は綿津見神(わたつみのかみ:海の神)の御子・穂高見命(ほだかみのみこと)の子孫だという。



穂高見命といえば8月31日に訪れた上高地の明神池に鎮座する穂高神社奥宮の御祭神が穂高見命である。五十猛命と阿曇磯良が同神だとすると、上高地を訪れた流れは今年のGWに佐賀、長崎、佐賀、福岡を訪れた流れやお盆休みに和歌山を訪れた流れと同じということになる。


これにはさすがにちょっと驚いた。そうなるとやはり今年の出雲では五十猛命の御陵へ必ず行かねばなるまい。なんだか面白くなってきたぞ。