2012年GWの旅(鞍馬寺)
2012年5月3日京都府京都市左京区の鞍馬寺を訪れた。
鞍馬寺仁王門。
仁王門で愛山費(200円)を払い入山する。仁王門を通過すると阿吽の寅が迎える。
寅は御本尊のうちの一尊・毘沙門天の使いである。これは毘沙門天が寅の月・寅の日・寅の刻に御示現されたことによる。どこかかわいらしい阿吽の寅を愛でた後、参道を進んだ。
鞍馬寺本堂までの参道は登り坂が多いため、普明殿より多宝塔までケーブルカーがあるのだが由岐神社を通りたいのでいつも徒歩で登る。
由岐神社の急な石段の途中には樹齢800年の願掛けの杉がある。
願掛けはしなかったが大きな杉に敬意を表して拝礼した。石段を上がりきったところに由岐神社が鎮座する。
(※由岐神社社殿の写真は2009年3月12日のもの)
由岐神社の御祭神は御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少名彦命(すくなひこなのみこと)。
由岐神社をお参りして本堂へ向かった。その途中にある楓の古木。
楓の古木の傍らの看板の文言にほっと心が和む。鞍馬寺境内にはこのようなほのぼのとした看板があちこちにある。
鞍馬寺本堂。
鞍馬寺の御本尊は毘沙門天、千手観音、護法魔王尊。
2012年春、京都の祇園や亀岡市で車の暴走事故が起き、関西地方で不穏な事件事故が多発していた。そのため関西地方一帯への神仏のご加護と平和を願い、御本尊の真言と般若心経、観音経を唱えてお参りした。
毘沙門天真言
おん べいしらまんだや そわか
千手観音真言
おん ばざら たらま きりく
天狗真言
おん あろまや てんぐ すまんき そわか
おん ひらひらけん ひらけんのう そわか
本堂をお参りした後、奥の院へ向かった。
奥の院参道は清々しく爽やかで、心が躍動して思わず牛若丸のように駆け回りたくなる。
僧正が谷不動堂。
七歳の時に鞍馬寺に預けられた牛若丸はこの僧正が谷で夜な夜な修行に明け暮れたという。
木の根道。
僧正が谷不動堂を過ぎて魔王殿まで登る道は『木の根道』と呼ばれている。地面のすぐ下に固い岩盤があるため、杉の木の根が地面に露出して奇観を呈している。入り組んだ固い木の根道を飛び跳ねながら進み、奥の院へ到着。
鞍馬寺奥の院。
奥の院では天狗真言と般若心経を唱えて関西地方一帯の平和と安全を祈願した。
天狗真言
おん あろまや てんぐ すまんき そわか
おん ひらひらけん ひらけんのう そわか
すると爽やかな風が吹いた。鞍馬天狗が風を起こしてくれたのだろうか。天狗の霊場独特の厳格で澄み渡るような雰囲気が実に心地よい。
しばらくこの心地よい空間に身を置いた後、貴船神社にお参りし、貴船川の清流を眺めながら叡山電車貴船口駅を目指して歩いた。鞍馬寺や貴船神社を訪れると帰りにはすっかり清々しい気持ちになる。それが実に心地よいのである。
関西地方に平和と神仏のご加護を一心に祈りつつ心穏やかに鞍馬山を下山したのであった。
鞍馬寺仁王門。
仁王門で愛山費(200円)を払い入山する。仁王門を通過すると阿吽の寅が迎える。
寅は御本尊のうちの一尊・毘沙門天の使いである。これは毘沙門天が寅の月・寅の日・寅の刻に御示現されたことによる。どこかかわいらしい阿吽の寅を愛でた後、参道を進んだ。
鞍馬寺本堂までの参道は登り坂が多いため、普明殿より多宝塔までケーブルカーがあるのだが由岐神社を通りたいのでいつも徒歩で登る。
由岐神社の急な石段の途中には樹齢800年の願掛けの杉がある。
願掛けはしなかったが大きな杉に敬意を表して拝礼した。石段を上がりきったところに由岐神社が鎮座する。
(※由岐神社社殿の写真は2009年3月12日のもの)
由岐神社の御祭神は御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少名彦命(すくなひこなのみこと)。
由岐神社をお参りして本堂へ向かった。その途中にある楓の古木。
楓の古木の傍らの看板の文言にほっと心が和む。鞍馬寺境内にはこのようなほのぼのとした看板があちこちにある。
鞍馬寺本堂。
鞍馬寺の御本尊は毘沙門天、千手観音、護法魔王尊。
2012年春、京都の祇園や亀岡市で車の暴走事故が起き、関西地方で不穏な事件事故が多発していた。そのため関西地方一帯への神仏のご加護と平和を願い、御本尊の真言と般若心経、観音経を唱えてお参りした。
毘沙門天真言
おん べいしらまんだや そわか
千手観音真言
おん ばざら たらま きりく
天狗真言
おん あろまや てんぐ すまんき そわか
おん ひらひらけん ひらけんのう そわか
本堂をお参りした後、奥の院へ向かった。
奥の院参道は清々しく爽やかで、心が躍動して思わず牛若丸のように駆け回りたくなる。
僧正が谷不動堂。
七歳の時に鞍馬寺に預けられた牛若丸はこの僧正が谷で夜な夜な修行に明け暮れたという。
木の根道。
僧正が谷不動堂を過ぎて魔王殿まで登る道は『木の根道』と呼ばれている。地面のすぐ下に固い岩盤があるため、杉の木の根が地面に露出して奇観を呈している。入り組んだ固い木の根道を飛び跳ねながら進み、奥の院へ到着。
鞍馬寺奥の院。
奥の院では天狗真言と般若心経を唱えて関西地方一帯の平和と安全を祈願した。
天狗真言
おん あろまや てんぐ すまんき そわか
おん ひらひらけん ひらけんのう そわか
すると爽やかな風が吹いた。鞍馬天狗が風を起こしてくれたのだろうか。天狗の霊場独特の厳格で澄み渡るような雰囲気が実に心地よい。
しばらくこの心地よい空間に身を置いた後、貴船神社にお参りし、貴船川の清流を眺めながら叡山電車貴船口駅を目指して歩いた。鞍馬寺や貴船神社を訪れると帰りにはすっかり清々しい気持ちになる。それが実に心地よいのである。
関西地方に平和と神仏のご加護を一心に祈りつつ心穏やかに鞍馬山を下山したのであった。