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朱砂会のブログ

朱砂会 すさのかい と申します。朱砂は赤の顔料の原料となる赤い石のことです。緋袴の巫女装束と白拍子装束で宴を催すことに由来しています。
古事記や古典の朗読と、箏の生演奏、巫女舞を組み合わせた「宴」シリーズ、「源氏物語」の上演を旨としています。

10月22日。午前中ご祈祷を奉仕して、午後から福井県は越前市武生へ電車で移動。JRの特急が停まります。


3年ぶりに開催された「源氏物語アカデミー」に参加して参りました。

現代の名だたる源氏物語研究の先生方の講義が拝聴できるので、開催を心待ちにしておりましたお願い 今回のテーマは「源氏物語と信仰」。米倉的にはどストライクなテーマでして、最終日だけでもなんとか!と思っておりましたが、2日目の高木和子先生の講義の最後15分から受講できました。高木和子先生は、紫式部顕彰会からのご案内で、以前京都で講演を拝聴したことがあり、以来、先生の大ファンですおねがい わかりやすさもさることながら、先生の源氏愛の熱量に毎回やられますラブラブ


そして、紫式部顕彰会主催の源氏物語講座やあちこちでの御講演を拝聴して、大好きな山本淳子先生。

米倉の中で高木和子先生と山本淳子先生は双璧です。

桐壺更衣と明石入道は従兄弟同士にあたり、この一族の住吉信仰については学生時代から興味がありました。が、学生時代は劇団活動が多忙で、しかも源氏専門の先生が定年退職され、ゼミは何故か道行ものが専門の先生のところに振られ、卒論はとりあえず書けばいいくらいの感じだったので、こうして時を経て、学ぶ機会があるというのは本当に有難いことです。


また、お席が隣になった岡山からご参加のお母さんにとても良くして頂いて、大変楽しく過ごせました。ありがとうございます爆笑



翌日は午前中でアカデミーが終了したので、総社大神宮さん境内の越前国府碑を訪れました。

実際に国府があった場所は特定されていませんが、紫式部もここにいたんだなと思いを馳せつつ。


越前名物・おろしそば。

予想よりかなり辛かったですびっくり


その後、駅前からタクシーで大瀧・岡太神社さんへ。

米倉がご奉仕するお宮と同じ御祭神なので、これはご挨拶に伺わねばとニコニコ


その後、紫式部公園へ。


金色の紫式部像に会えます。円地文子や谷崎潤一郎が揮毫した文学碑も沢山並んでいます。




そして昨年、公園の隣にオープンした紫ゆかりの館



紫ゆかりの館で購入した源氏物語ブレンドコーヒー。普段コーヒーを全く飲まないのですが、せっかくなので頂いてみました。


今回の源氏物語アカデミーでは、事前に越前市の観光案内なども頂けたので、観光協会が発行するタクシーチケットを利用しました。

1枚500円で、指定の観光スポットまで定額で乗せてくれたんですが、4枚セットで1500円というお得さスター 大瀧・岡太神社さんへ行っただけでも3000円超えていたので、かなりお得しちゃいましたクラッカー




第34回源氏物語アカデミーでは、殿舎がテーマとなり、蹴鞠の実演もあるそうですよ飛び出すハート