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朱砂会のブログ

朱砂会 すさのかい と申します。朱砂は赤の顔料の原料となる赤い石のことです。緋袴の巫女装束と白拍子装束で宴を催すことに由来しています。
古事記や古典の朗読と、箏の生演奏、巫女舞を組み合わせた「宴」シリーズ、「源氏物語」の上演を旨としています。

お久しぶりの更新ですニコニコ


例年この時期は、ちびっこ舞姫ちゃんたちの舞指導を楽しんでいる時期なのですが、コロナ禍により奉納中止となってしまいました…。

朱砂会としても、開催を迷ったのですが、昨年中止としました「芳春の宴」をリベンジすることにしました。



令和3年 4月18日日曜日 14時開演

第一部 20分ほど
・中原中也「言葉なき歌」語り
・太宰治「待つ」語り
・箏演奏

第二部 20〜25分ほど
・小山茉美の「日本神話イザナミ語り」より抜粋 語り(花窟神社様奉納バージョン)
・豊栄舞

名古屋市北区如意2-1 大井神社 会議室にて

入場料:1000円  高校生以下無料

通常よりお席を減らしてのご案内となりますので、完全予約制とさせていただきます。

会場内の換気・演者のマスク、フェイスシールド着用・検温・手指消毒等、感染症対策をしてお待ちしております。

また宴の後、ご希望の方は別途300円にて和菓子のお土産付きで、箏や大正琴、舞の体験をお楽しみ頂けます。

お問い合わせ・ご予約は
090-5108-1051 susanokai.info@gmail.com
までお気軽にどうぞ合格 



先日、東区の二葉館へ行って参りました。


今週は貞奴の愛用のお箏と雛人形が展示されています音譜
川上貞奴は日本初の女優とされる方です。晩年は電力王・福沢桃介(福澤諭吉の娘婿)のパートナーとして名古屋で暮らしておいででした。
お二人が暮らした二葉御殿が復元・移築されたものが現在の二葉館です。
劇団時代に貞奴の生涯を題材にした芝居をしたことがあり、よく知ってはいたのですが、
以前、ロシアから演出家の先生を名古屋にお迎えしてWSを開催した時に、橦木館・徳川園とともに二葉館にご案内したら、マダム貞奴は皇帝に謁見した女優としてロシアで非常に有名だそうで、先生方、とっても喜んでおられました。
日本国内より海外での知名度の高さを実感しました。

貞奴手書きの羽織や、愛用の帯やショール、また貞奴に関する新聞記事などの展示もありますので、二葉館へ是非お越し下さいドキドキ