増補 いざなぎ流 祭文と儀礼 (法蔵館文庫)
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昨夜の『光る君へ』。一部で話題になっている源明子の呪詛のシーン。
番組の陰陽道指導の高橋圭也氏がX(旧Twitter)で語っているように、
この呪文は、いざなぎ流の「天神のふきみだしのうら敷」を参考にされたそうです。
「五臓を蹴割り、五臓を融かす、即滅ソワカ」は私が許し(許可状)を得た高知県のいざなぎ流の法文(式王子を操る呪文)の「天神吹きみだしの式法」を参考にして少し手を加え、呪詛の呪文として使用。
— 大河ドラマ「光る君へ」・安倍晴明の陰陽道指導☆高橋圭也 (@Keiya_Takahashi) April 7, 2024
いざなぎ流については「✌高橋圭也の別垢☆いざなぎ流許しの人&媽祖の呪術師。 @keiyatakahashi2 」
もちろん高橋氏は、その道のプロでもあるので、これを真似して唱えても、効き目はない、というようにアレンジされています。
なので、真似してみてもダメです(笑)
「天神ふきみだしのうら敷」のことなど、拙著の『いざなぎ流 祭文と儀礼』(法蔵館文庫)の第五章「表のなかに裏あり」参照。
写真は、中尾計佐清太夫の「教え」の切り紙。
それにしても『光る君へ』、目が離せませんね(笑)