”嵐山〜嵯峨野ウォーク”の後編です | 道祖神の招きにあひて

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八ヶ岳山麓の山小舎(ヒュッテ)をベースにした、百名山登山、スキー、自転車・鉄道・巡礼の旅、秘湯、自然観察、DIYなどの趣味のブログです。

インバウンドで溢れ返る嵐山


渡月橋→天龍寺→野宮神社→竹林の小径までやってきたところです

好天に恵まれ気温は上昇、インバウンドに揉まれ言語回路は混乱、暑さと疲労で思考能力は低下(^ ^)


疲れたので休憩場所🍽️を探します


嵯峨野に入った辺りに小綺麗なカフェを見つけたので、速攻入店(^ ^)


『京の野菜カレー』、いいんじゃないですか⁉️


2階席に上がりひと息


嵯峨野の落ち着いた佇まい


プチサラダとお豆腐付きの野菜カレー


お洒落なカレーだけど、男性にはプチサイズかな(^ ^)


☟食後の珈琲とフルーツグラノーラのクッキーで思考回路を正常に戻します


☟柚子ドリンク


復活したので、再び嵯峨野の古寺巡礼


嵯峨釈迦堂清涼寺


清凉寺は源氏物語の主人公・光源氏のモデルとされる源融(みなもとのとおる)公縁のお寺


本堂(釈迦堂)

御本尊釈迦如来(国宝)は三国伝来(インド→中国→日本)でモデルは釈迦37歳の生き姿を刻んだものと伝わる。

エキゾチックなお顔がキュートです🩷

☟清涼寺パンフレットの写真よりお借りしました


そしてもう一つ、素晴らしい仏像があるんです。


☟清涼寺霊宝館所蔵の『棲霞寺本尊阿弥陀三尊像』。

ちょうど春の特別公開期間のためお会いすることが出来ました。

☝︎中央の阿弥陀さま

 嵯峨天皇第十二皇子源融(みなもとのとおる)公を供養するため、その子息が造立した尊像。この源融こそ光源氏のモデルと目される風流貴公子であり、この尊像は光源氏の面影を伝えると言われています。


お〜、そう言えばとってもイケメンの阿弥陀さまです!


清涼寺の見学の最後、一切経蔵には・・・


あな珍し、巨大な『輪蔵』ですね⁉️

☝︎これを回すことで、一切経を読んだのと同じ功徳がある❗️


いやはや見どころ盛り沢山な清涼寺でした。


この日のウォーキング最後の訪問は、旧嵯峨御所大本山『大覚寺』


大覚寺へ向かっている途中


☟見えてきたのは遺跡発掘調査現場

京都嵯峨野辺りでも掘れば遺跡に当たるのね(^ ^)


大覚寺にとうちゃこ

20数年ぶり2度目の参拝


嵯峨天皇と弘法大師空海との歴史交流の舞台。

平安初期、嵯峨天皇がこの地に離宮嵯峨院を建立され、『嵯峨御所』と呼ばれた。

これが旧嵯峨御所大本山大覚寺の前身である。


村雨の廊下


☟高貴な方が通られる際の防犯の意味で、天井は刀や槍を振り上げられないように低く造られています。

☝︎床は鶯張りとなっています


心経前殿(御影堂)


勅使門と紅枝垂桜🌸


宸殿(しんでん)


源氏物語縁の地、嵐山・嵯峨野。


平安の時代から高貴な方々の離宮や別荘が多くあった「雅人の世界」は今や世界中の人々が集う「多国籍の世界」へ変貌していた。


おしまい