白樺湖の湖畔にある茅野市営『すずらんの湯♨️』が3月20日(祝)を限りに閉鎖される。
山岳観光都市茅野市には温泉施設が市内各所に存在するけれど、茅野市きっての観光地でもある「白樺湖〜車山高原」エリアでは『すずらんの湯』が唯一の公営温泉施設だった。
温泉施設内からは白樺湖や車山高原スキー場を眺めながら湯に浸かることが出来、広い休憩室やラウンジ・売店も完備のお気に入りの施設だっただけに、今回の閉鎖はとっても残念!
☟すずらんの湯の半露天風呂(HPからお借りしました)
☟すずらんの湯ラウンジ
すずらんの湯が隣接する『南白樺湖駐車場』には公衆トイレが併設されており、夏季等には車中泊の穴場だったんです(当然公的にはNGだけどね)
ここを拠点にしてのハイキングなどは勿論のこと、スキー帰りやトレッキングの後などには四季を通じて何度も利用させていただいた施設♨️
また茅野市民や別荘居住者にとっては市内の温浴施設共通回数券での入浴が可能なため、リーズナブルに利用出来ただけにとっても残念(^^)
でも、何故それほど老朽化していない施設を閉鎖しなければならないのか?
☟開湯直後、営業開始当時は鉄分を含んだ赤いお湯だったんだけど・・・
そのうち、今のような透明なお湯に変わっちゃった(^^)すずらんの湯♨️
源泉の変化とか湯量の減少が閉鎖の一因かね⁉️と思ったら・・・
どうやら、行財政改革の一環のようなんです。
☟茅野市HPより
バブル期前後に建設した市の関連施設は軒並み建て替え検討時期になっています。
現在、市関連の施設の維持管理に毎年10億円が必要。
これに加え、老朽化施設の建替え等工事費は今後10年間で約290億円もの巨額予算を付けなくてはならない。
ここ数年歳出が歳入を上回る状況が続いており、それでなくても厳しかった市の基金は近々底をつきつつあるらしい⁈
なので、老朽化または赤字の施設から順次閉鎖・民営化していくということなのでしょう。
理由は分からんでもありませんが・・・
出来ることならば、なるべく早く施設を民間に譲渡して、活力ある事業者さんによって運営が再開されることを念じておりますわ。
おしまい