今年6月、待望の秘境ルートが一般に解禁されます。


その名も・・・

『黒部宇奈月キャニオンルート』


『黒部宇奈月キャニオンルート』プロモーションビデオ


『黒部』と聞くと、『黒部ダム』や『黒部第四発電所』、また『立山黒部アルペンルート』を思い浮かべる方が多いと思われますが、この『黒部宇奈月キャニオンルート』は既存の観光ルート(アルペンルート)とは全く別のルートです。

黒部川ちおける電源開発の歴史は古く、大正6年(1917年)の調査が始まりとされています。

戦前の昭和11年、黒部川の豊富な水量と地形に着目し、黒三(仙人谷ダム・黒部川第三)発電所の建設がスタートしました。
凄まじい急勾配と「高熱隧道」など工事は困難を極めますが昭和15年に完成しました。

さらに戦後の昭和31年、日本経済の復興が本格化する中、黒四(黒部ダム・黒部川第四)発電所の建設に取りかかります。
この時もあの有名な「破砕帯」など、幾多の困難を克服し昭和38年6月に竣工となる訳ですが、これら大工事の資材や労働者を運搬したルートこそが『黒部宇奈月キャニオンルート』に他なりません。

大正期から続く日本の電源開発の歴史そのものと言えるルートなのです。

そんなキャニオンルートですが、今まで一貫して一般には開放されていませんでした。
ところが6年前(2018年)、関西電力と富山県が締結した協定により、キャニオンルート内の安全対策工事完了後には一般開放がOKとなりました。
なんと、それが今年2024年の6月なんですよ‼️

それで、このところTVの旅番組や教養番組等でこのルートの存在が度々紹介されているという訳なんです🎵
つい先日は『ブラタモリ』でも2週にわたって特集されていましたよね⁈

このキャニオンルート・・・
実は2015年から昨年の11月まで、その一部区間(さわりの部分)について、限定ツアーとして一般の方々にも販売・見学されていたんです。

☟それがこれ

☝︎黒部峡谷パノラマ展望ツアー☟

実際に工事用トロッコ列車に乗ったり、また列車毎入れる巨大な竪坑エレベーター🛗で200mも上昇させてくれました^o^が、昨年11月で終了。

そして、パノラマ展望ツアーでは行けなかったところが『インクライン』と『黒部第四発電所』、そして『電気バス(黒部ダム手前のトンネル)』の部分です。

黒部ダム手前のトンネルといえば・・・
そう2002年の紅白歌合戦、中島みゆきさんのあの名シーン。

☟プロジェクトXの主題歌『地上の星』を歌ったのが、キャニオンルートのトンネルでしたよね!


思い出しただけでもゾクゾクしちゃいます^o^

こんな夢のような秘境ツアーが間も無く発売されます。
気になる価格は1泊2日の基本コースで約13万円。

高いと感じるか安いと思うかは貴方次第です!

おしまい