中山峠 + 長距離ドライブ | Impreza GC8G STi Ver6 (213,730 km 〜) ♻︎ ⎈

Impreza GC8G STi Ver6 (213,730 km 〜) ♻︎ ⎈

        スバル・インプレッサ WRX STi Ver.6 維持管理・改良・運転記録
        Records of Maintenance, Modifications and Driving
        About my SUBARU Impreza WRX STi Ver.6, 1999 (GC8G4ED)

久しぶりの札幌へ・・・

行きは急ぎ、高速道路を直走り、休日割りでお得に。


帰りはのんびり、下道で節約。

 

中山峠は雲の中で、肌寒い。アスファルト路面は湿っているが、雪なし。

 

道路脇はまだ冬だ。

峠を越すと晴れ時々曇りで、札幌から函館まで路面には雪はなかった。

MPV でゆったり、久しぶりの長距離ドライブでした。

 

ダウンサイズの195/65R15、冷間空気圧 260 kpa のスタッドレスタイヤは

100 km/h で限界だな。煩くなり、踏ん張りが効かなくなってくる。

90 km/h でちょうど静かで、動きが穏やかでゆったり走ることができた。

 

MPV 車体重量 1720 kg + 乗員・荷物で、総重量は多分 1900 kg 程あるだろから

ハンドルを切っても車の反応は鈍く、遅れて動き出し、遅れて止まる。

慣れるしか無い。早めに優しくゆっくり操作でどっしりと穏やかに走る。

 

ちょっと早めにゆっくりと回し、ロールさせながら旋回し始める。

ちょっと早めにゆっくり戻すと、旋回が止まるにつれてロールが戻る。

旋回 G を感じ取れれば、一定 G でハンドルの切り増し、戻しのタイミングが判る。

 

慣れてくると、ハンドルを回す操作量は意外と大きくならないし、

回す速度も速くできるようになる。

ハンドルの回し方にコツがある。

 

回し始めはジワリとゆっくり、ロールし始めたら旋回 G を高めるように速く回し、

一定旋回 G を保つようにジワリとゆっくり回し止め、必要に応じて少し回し戻す。

旋回 G が一定していると、ロール角度も一定して揺れない。

ハンドルを回し止めると潰れたゴムブッシュやタイヤが元に戻る。

急に回し止めると、その瞬間にゴムブッシュやタイヤが元に戻り、余分にハンドルが切れる。

ゆっくり回すことで、ゴムブッシュやタイヤの変形を穏やかにする。

ハンドル戻しもゆっくり回し始めるが、立ち上がり方向に前輪方向を合わせるように回す。

戻し止める前にはゆっくり回して止める。

ジワリと回し始め、ジワリと回し止めるのが重要なコツだ。

これで、柔らかい足回りの車体がグラグラする不快な揺れが微小になる。

 

ハンドルの回し速度が足回りの固さに対して速過ぎると、車の遅れた動きに翻弄されて、

切り過ぎ、戻し過ぎになり、ハンドルを操作するたびに、左右にグラグラ揺れ、

フラフラして真っ直ぐに走らなくなる。同乗者は車酔いする。

 

お買い物で、チョイ乗り車になっている MPV なので、そのような乗り方も我慢できる。

ちょっと贅沢かもと思われるのは、FORD 2.5 L V6 エンジンと AT の組み合わせ。

出出しの瞬発力があり、6000 rpm 近くでシフトアップし、なかなかの加速力を持つ。

変速ショックはほとんど無い。エンジン音の変化で変速しているのが判る程度だ。

7 - 8 万 km を超えて、ようやくよく回るエンジンになったように思う。

(コーナーはのんびり・・・立ち上がりは鬱憤ばらしだ〜〜)

しかし、車体の錆、ペラシャのセンターベアリング異音が足を引っ張っている。

そんな、こんなで、20 年間も乗り続けている。

 

総走行距離 142,045 km