久しぶりの札幌へ・・・
行きは急ぎ、高速道路を直走り、休日割りでお得に。
帰りはのんびり、下道で節約。
中山峠は雲の中で、肌寒い。アスファルト路面は湿っているが、雪なし。
道路脇はまだ冬だ。
峠を越すと晴れ時々曇りで、札幌から函館まで路面には雪はなかった。
MPV でゆったり、久しぶりの長距離ドライブでした。
ダウンサイズの195/65R15、冷間空気圧 260 kpa のスタッドレスタイヤは
100 km/h で限界だな。煩くなり、踏ん張りが効かなくなってくる。
90 km/h でちょうど静かで、動きが穏やかでゆったり走ることができた。
MPV 車体重量 1720 kg + 乗員・荷物で、総重量は多分 1900 kg 程あるだろから
ハンドルを切っても車の反応は鈍く、遅れて動き出し、遅れて止まる。
慣れるしか無い。早めに優しくゆっくり操作でどっしりと穏やかに走る。
ちょっと早めにゆっくりと回し、ロールさせながら旋回し始める。
ちょっと早めにゆっくり戻すと、旋回が止まるにつれてロールが戻る。
旋回 G を感じ取れれば、一定 G でハンドルの切り増し、戻しのタイミングが判る。
慣れてくると、ハンドルを回す操作量は意外と大きくならないし、
回す速度も速くできるようになる。
ハンドルの回し方にコツがある。
回し始めはジワリとゆっくり、ロールし始めたら旋回 G を高めるように速く回し、
一定旋回 G を保つようにジワリとゆっくり回し止め、必要に応じて少し回し戻す。
旋回 G が一定していると、ロール角度も一定して揺れない。
ハンドルを回し止めると潰れたゴムブッシュやタイヤが元に戻る。
急に回し止めると、その瞬間にゴムブッシュやタイヤが元に戻り、余分にハンドルが切れる。
ゆっくり回すことで、ゴムブッシュやタイヤの変形を穏やかにする。
ハンドル戻しもゆっくり回し始めるが、立ち上がり方向に前輪方向を合わせるように回す。
戻し止める前にはゆっくり回して止める。
ジワリと回し始め、ジワリと回し止めるのが重要なコツだ。
これで、柔らかい足回りの車体がグラグラする不快な揺れが微小になる。
ハンドルの回し速度が足回りの固さに対して速過ぎると、車の遅れた動きに翻弄されて、
切り過ぎ、戻し過ぎになり、ハンドルを操作するたびに、左右にグラグラ揺れ、
フラフラして真っ直ぐに走らなくなる。同乗者は車酔いする。
お買い物で、チョイ乗り車になっている MPV なので、そのような乗り方も我慢できる。
ちょっと贅沢かもと思われるのは、FORD 2.5 L V6 エンジンと AT の組み合わせ。
出出しの瞬発力があり、6000 rpm 近くでシフトアップし、なかなかの加速力を持つ。
変速ショックはほとんど無い。エンジン音の変化で変速しているのが判る程度だ。
7 - 8 万 km を超えて、ようやくよく回るエンジンになったように思う。
(コーナーはのんびり・・・立ち上がりは鬱憤ばらしだ〜〜)
しかし、車体の錆、ペラシャのセンターベアリング異音が足を引っ張っている。
そんな、こんなで、20 年間も乗り続けている。
総走行距離 142,045 km