Apple Watch は防災サバイバル用品としても優秀 | サバイバルJP 公式ブログ

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ども、しゃちょーです。

今回は、サバイバル的な腕時計のこと。

 

アップルウォッチ、実はサバイバルにも使えるんじゃね?って話。

 

固定概念に捕らわれず、「コレしかなかった場合にどうするか」という視点からモノを考えてみたら、案外良いって結論に至ったのです。

 

想定される対抗馬としては、G-SHOCKやプロトレックかと思います。

私の時計は、これまでは全てプロトレックで構成されてきました。

 

・左:普段使い~ライトなアウトドアシーン。

・中:ガチなアウトドアシーン(普段も使うけど)

・右:予備

そこに、レギュラーメンバーとして左から2番目のアップルウォッチ ウルトラ2が加わりました。

おそらく今後、左の出番がなくなります。

つまり中の2つで運用されることになるでしょう。

 

プロトレックを選ぶ理由

その他の腕時計と比較してのメリットとしては

・ソーラー充電で電池切れが心配ない

・電波時計で時刻が狂わない

・方位、高度、温度、気圧等の機能

・軽くて防水などタフ

・買いやすい価格帯

 

それに対して、いかにもサバイバルには貧弱そうに思えるアップルウォッチ。

果たして本当にそうでしょうか?

ことさら都市型のサバイバルにおいては、かなりメリットがあると考えています。

 

アップルウォッチを選ぶ理由

充電(電池もち)、タフさ(と言ってもそれなりにタフだが)を除き、プロトレックの機能全てをカバーしたうえで全ての機能で圧倒している。

もちろんスマホで出来る大概のことがWatchでも出来ると考えて差し支えない。

ブラウジングや一部アプリに制限はあるものの、スマホ機能が予備的に持てるとなると都市型サバイバルにはかなり有用なはずだ。

私なら、都市型サバイバルに陥った時点でWatchの電源を切る等して、スマホの予備としてバッテリーを温存しておくだろう。

特に災害時に役立つであろう機能としては下記

 

①単体でモバイル通信が可能(セルラーモデルに限る)

これが最も大きいかな。もちろんデュアルSIMにも対応している。

私はiPhoneユーザーで、docomoとSoftbankでデュアルSIM化しているので、いずれもアップルウォッチを含めてアクティベートした。

Watch単体でも電話や各種メッセージアプリを使うことができる。定型文だけでなく自由なフリック入力が可能だ。

つまり、災害においてスマホを紛失・故障・充電切れ等で使えなくなった場合でもWatchが予備となり、情報収集や通信が可能になる。

複数SIMにより、災害中でも通じやすいキャリアを選ぶことも出来る。

radiko(ラジオのネット配信)アプリもWatchに対応しているため、ラジオ放送による情報収集もWatch単体で可能。

バッテリーを節約するならAirPodsの装備もお勧めする。

 

②マップやGPS

帰宅困難者になった場合、スマホが使えない状況にあった場合でもWatchではGPSや地図アプリが使える。

自宅への最短ルートをナビすることが可能だ。画面を開かずの誘導(バイブによる)も可能。

 

③フラッシュライト

震災などで大停電に陥った場合、そこが屋内で真っ暗になってしまったとする。

スマホでもライト機能はあるが、かばんの中をまさぐらずとも腕につけたWatchで即座にフラッシュライト機能が使える。

Ultra2なら最大3,000ニトの明るさだ。

仮に建造物が崩れて狭い空間に閉じ込めなってスマホに手が届かなくても使える。

 

・デスクにスマホを置いたまま震災に遭遇したら?

・交通事故になり、カーナビ代わりに使っていたスマホがバキバキに壊れていたら?

・乗り物の事故でスマホがどこかへ飛んでいってしまったら?

・スマホの充電が切れかけの状態でサバイバル状況になったら?

・スマホを自宅に忘れていたら?

・人質事件に巻き込まれスマホだけ没収されていたら?(犯人側のITリテラシーが低いことを想定)

等、スマホは大変役に立つ装備だが、普段からスマホに慣れていると、それを失った状態でのサバイバルは相当のハンディキャップとなるだろう。

 

小さなコンピューターであり、アプリが様々ある(山中ならヤマレコ等)ため、言い出したらキリがないほど可能性に満ち溢れている。

 

充電は通常で36時間、低電力モードでもまる3日はもつ。

モバイルバッテリーさえあればそれもかなり解消される。

 

普段から腕時計を着ける人ならば、普段の生活でサバイバルになったとき、役立つ情報といえば時間と方位しかわからない普通の時計よりは、スマートウォッチは実に理にかなったサバイバルギアになるのではないだろうか。