寒くなってきましたね～！猟期も間近ってもんです！
北海道はもう始まってますけどね。
さて、今期から本格的に単独忍び猟の技術向上に努めようって私です。
で、そうなるとどうしても、散弾銃しか持たない私にはスラッグ弾が必要になります。
※猟銃（散弾銃）を所持して満10年を経過しなければ、ライフル銃を所持することができません。
・巻猟（組猟）
勢子「せこ」＝ 犬で獲物を追い出す係 （獲物が止まっていたら勢子が撃つ）
立間「たつま」＝ その獲物が獣道を逃げてくるのを待ち伏せて撃つ係
というチームプレイの狩猟だと、私は立間専門となるのですが、本州のコレは獲物がかなり近くを通るので、バックショットで充分なんですね。つまり鹿等大型獣用の散弾です。
ネックショットを狙える有効射程は、フルチョークで25～35Mと言ったところでしょうか。
ネックを外してもどこかしら中ります。一粒でもバイタルエリアに入れば、シカは倒れます。
犬に当たっちゃう不安がある人は、射撃を練習されたほうがいいです。
逆に言えば、走ってる獲物のネックを、スラッグで確実に射貫くほどの自信は、私にはありません。
これまでも全て00B～000B（フルチョーク）によるネックショットで射止めています。
・単独忍び猟
自らの経験と勘で獲物を探し、見つけた獲物を自分で撃ちます。知らない人でもイメージできる狩猟がコレです。
基本的には足跡から追跡していくスタイルが通常ですね。
しかし、これは基本的にライフルで行うものです。遠くに獲物を見つけ、それを遠くから撃つのですが、これは散弾では不可能なんです。
そこで登場するのが、スラッグ弾です。
スラッグ弾には大きく分けて2種があります。
・平筒用のスラッグ弾
・ライフリング銃身用スラッグ弾
今回ご紹介するのは前者、平筒用のスラッグ弾です。有効射程は50Mほど。
私は有効射程というのは、狙った部位を射抜けることだと思っております。
したがって、体に当たれば良いという意味では100Mも有効射程でしょうが、今回は50Mのみでテストさせていただきます。
※ここで言う「平筒」はスムースボアの意味で、ライフリングが無いということです。チョークのシリンダーのことではありません。また、通常この手のスラッグ弾は、フルチョークでも問題なく発射できるよう設計されています。
ここはテキストのみのブログですから、結果だけご報告させていただきます。
Beretta A400 Xplor Unico / Slug Shooting 50M（50yd）
相性の良いスラッグ弾はどれだ！？
1位 BRENNEKE(ブリネッキ) 45mm
さすがの評判ですね。よくまとまっています。これなら50Mで心臓や頸椎を狙って射抜くことができます。
2位 RED BIRD(レッドバード)狩猟用 53mm
素晴らしいグルーピングですね。50Mで心臓や頸椎を狙って射抜くことができます。
価格も手ごろなので、コスパは最強かもしれません。
3位 RED BIRD TARGET（レッドバード ターゲット） 54mm
2位の狩猟用とは誤差の範囲です。同着2位でも良いですね。紙的を撃つための競技用弾なので、弾頭は少し軽め（0.75oz対1oz）になるので、威力は半減します。しかし価格は最も安価で反動も軽いので検討の余地ありです。
4位 FEDERAL TRUBALL(フェデラル トゥルーボール) 66mm
これも狙った部位に中てることが可能なグルーピングですね。
大きく外れた2発が惜しいのですが、これも結果のうちです。
それでは最後に、この射撃を撮影した動画をお楽しみくださいませ。
