ではいよいよタイへと出発
出発前日は、荷造りのためにほぼ徹夜した。
その代わり飛行機で寝れるし時差ボケ解消できるので、
よく出発前日は徹夜をすることが多い。
この日、ヨーロッパの自宅からアエロフロート航空でロシアのモスクワ空港へ向かい、
無事モスクワ空港へ到着。
乗り継ぎまで2時間近くあるので、空港内のショップを物色。
一つ探し物をしていた。
それは、「チェブラーシカ」のぬいぐるみ。
1966年に誕生したロシアの絵本のキャラクターで、
現在はオリンピック、ロシア選手団の公式キャラクターでもあるようだ。
茶色のぬいぐるみは日本にも沢山出回っているようだが、今回のお目当ては白。
一年前に一度話には聞いていて、ネットで画像を見たことはある。
でも実は今回空港に着くまで、名前もどんなキャラクターかさえ覚えていなかったのだが、
空港で一目見て思い出した。
なーんだ、沢山いるじゃん。チェブさん。
しかし、白がいなかった。
あと、なんか顔がちょいリアルというか、ブサカワっていうのかな。
そもそも、これ猿?
気になったので今調べてみたら、なんと小熊と猿の中間のような外見の不思議な小動物で、
「正体不明」という設定だそう。
チェブラーシカの意味は「ばったり倒れ屋さん」という意味で、
「ドスンと落ちる」等の意味を持つ俗語。
「彼は、アイデンティティを求めてさまよう。
「友達の家」を作ったり、ピオネールに入隊しようとしたりする。
天涯孤独であり、さみしがり屋である。
体の大きさ・知能ともに人間の幼稚園児くらいに相当する。」
なんとっ・・・幼稚園児がアイデンティティを求めてさまようだなんて、
可哀相でならんのう・・・。
意外と悲しい物語なのかも。
ちょっと昔の俺と似てない?なんて親近感まで(笑)
「そもそも、これ猿?」とか失礼なこと言ってごめんね。
話が脱線したが、空港で今度は別の店を見てみると、
店の奥の方に白らしきチェブさんを発見!
早速お店のおばさんに、奥から出してもらう。
色んな色の子たちがいたけど、その中に確かに白っぽい子発見。
なんかよく見たらクリーム色だったから、白ないの?と聞いたけど、なかった。
あと何か別のキャラクター(脇役かな?)のセット購入を勧められたけど、断わった(笑)
空港がやたら広いので、早めに搭乗口に行きたかったから、
この辺で手を打って、白っぽい子ゲット
やっぱりちょっとブサイクだけど、だんだんと愛着が湧いて可愛く見えてくるもんだね。
調べてみたら、真っ白も少数ではあるものの日本に出回っている様子。
さて、目当てのものも購入できたし、搭乗口に向かうが、
出発時間になっても搭乗できない。
電光掲示板を再び見て、目を疑った。
出発深夜1時。ただ今19時。
なんと6時間も遅滞じゃねーかあ
予定では翌日の朝8時頃にバンコクに着いて、
そのままヤンヒー病院に向かって午前中に医者の診察を受ける予定だった。
でも6時間遅れじゃ間に合わない。医師は午前しか診察していないのだ。
下手したらオペ出来ないかも・・・そんな不安がよぎる。
急いで持って来ていたノートパソコンを立ち上げ、日本語通訳の人にメールで報告。
どうか無事診察できて、予定通りオペ出来ますように、と祈った。
アエロフロート航空は、格安航空で有名。本当安いのだ。
でも遅滞が多く、その際の対応も悪いとか、色々悪い評判も聞く。
今まで節約のため何回か乗ったことはあったけど、
遅滞はあっても30分程度で、その他は何事もなく乗れてた。
なので今回の遅滞で、なるほど悪い評判の意味を理解した。
乗り継ぎカウンターでは、同じように遅滞をくらった乗客でごった返していた。
口々に皆が文句を言っていて、二人の女性の空港スタッフが
強い口調で、しかし困りつつ対応してた。
このスタッフはアエロフロートのスタッフではなく、
乗り継ぎ担当の空港スタッフのようだった。
結局どうすれば良いのか分からなくて、そばに居た2人連れの白人女性に聞いてみたら、
「私たち皆どうすれば良いのか分からないのよ。今スタッフが調整しているから、ただ待ちましょう。」と。
するとその隣に居たタイ人のおばさんが話に加わってきて、
「そうよ、安心しなさい、私たち皆バンコクに行く仲間なの。私たち皆分からないの。
私たちこの4人グループは、何があっても同じ運命を共にする仲間なの。
安心しなさい。ようこそ我が故郷バンコクへ
」
と言ってくれた(笑)
皆不安でピリピリしていた時だったが、そのタイ人のオバサンたちのお陰でホッとして和んだ。
その他でも同様に、同じバンコク行きの知らない人同士で、話合ったり、友達になったり、
あるおじさんは大声を上げて皆を仕切ったり。
2時間後くらい、ようやくスタッフからの指示があった。
代わりの飛行機はないようなので、選択は二つに一つ。
出発時間まで空港で待つか、一回ビザをもらって出国して出発までホテルにいるか。
ホテル代は出ない。
ならば俺は空港で待つよ。数時間だけのためにホテル代は出せない。
でも色んな人がいた。ビザをもらってホテルに向かう人もいた。
ピリピリしてカウンターから動かない人、文句を言うばっかりの人もいれば、
遅滞なんて何のその、といった感じで
ウイスキーボトルを買ってきて飲んでいるお目出たいおじさんもいた(笑)
こういう時に、人間の性格って現れるな~と思いながら見てた。
でももう椅子に座っているのも限界。しかも冷房がきいておらず暑かった。
しかし、カウンターに並んでいる人が絶えないので、
自分も並んでみたら、なんと空港レストランの食事無料券を配っているではないか。
ロシアの通貨だったから、分からなくて後で計算したら、2500円分くらいも無料にしてくれてた!
ロシアは物価高めだけど、食事+ドリンク+お菓子色々 を無料でゲットすることができた。
ラッキー
酒が飲めたら、全額分で酒のボトル買ってたと思うけど、ただ今オペ前で禁酒してるので我慢。
これがその時もらったお菓子たち。
これは前菜のスープ。
なんと具が、ウズラの卵3つ だけなのだ。
質素というか、びっくりした。酸っぱいパンが備え付けてある。
うむ、これが初めて食べるロシア料理か。
左がメインディッシュ。フライドチキン。
メニューの写真ではもっと大きくて美味しそうだったが、
実際は一つ一つが小さく、何かやっぱり質素。
ここのレストランがイマイチなのか、ロシア料理自体がこういう感じなのか。
でもこれ全部無料で腹が膨れるのだから不満はない。
食事後、別ターミナルに行ってみたら冷房が効いていて、
寝れる場所があったので、(本当は寝袋で寝るのだろうけど)
そこで1時間ほど仮眠する。
盗難が怖かったので、椅子にカバンを鍵で括り付けて、財布は首から下げて服の中に入れて、
カバンを枕にして寝た。
そうしてようやく、長い長いロシア空港での足止めも終わり、
無事バンコクへと発ったのでした

出発前日は、荷造りのためにほぼ徹夜した。
その代わり飛行機で寝れるし時差ボケ解消できるので、
よく出発前日は徹夜をすることが多い。
この日、ヨーロッパの自宅からアエロフロート航空でロシアのモスクワ空港へ向かい、
無事モスクワ空港へ到着。
乗り継ぎまで2時間近くあるので、空港内のショップを物色。
一つ探し物をしていた。
それは、「チェブラーシカ」のぬいぐるみ。
1966年に誕生したロシアの絵本のキャラクターで、
現在はオリンピック、ロシア選手団の公式キャラクターでもあるようだ。
茶色のぬいぐるみは日本にも沢山出回っているようだが、今回のお目当ては白。
一年前に一度話には聞いていて、ネットで画像を見たことはある。
でも実は今回空港に着くまで、名前もどんなキャラクターかさえ覚えていなかったのだが、
空港で一目見て思い出した。
なーんだ、沢山いるじゃん。チェブさん。
しかし、白がいなかった。
あと、なんか顔がちょいリアルというか、ブサカワっていうのかな。
そもそも、これ猿?
気になったので今調べてみたら、なんと小熊と猿の中間のような外見の不思議な小動物で、
「正体不明」という設定だそう。
チェブラーシカの意味は「ばったり倒れ屋さん」という意味で、
「ドスンと落ちる」等の意味を持つ俗語。
「彼は、アイデンティティを求めてさまよう。
「友達の家」を作ったり、ピオネールに入隊しようとしたりする。
天涯孤独であり、さみしがり屋である。
体の大きさ・知能ともに人間の幼稚園児くらいに相当する。」
なんとっ・・・幼稚園児がアイデンティティを求めてさまようだなんて、
可哀相でならんのう・・・。
意外と悲しい物語なのかも。
ちょっと昔の俺と似てない?なんて親近感まで(笑)
「そもそも、これ猿?」とか失礼なこと言ってごめんね。
話が脱線したが、空港で今度は別の店を見てみると、
店の奥の方に白らしきチェブさんを発見!
早速お店のおばさんに、奥から出してもらう。
色んな色の子たちがいたけど、その中に確かに白っぽい子発見。
なんかよく見たらクリーム色だったから、白ないの?と聞いたけど、なかった。
あと何か別のキャラクター(脇役かな?)のセット購入を勧められたけど、断わった(笑)
空港がやたら広いので、早めに搭乗口に行きたかったから、
この辺で手を打って、白っぽい子ゲット

やっぱりちょっとブサイクだけど、だんだんと愛着が湧いて可愛く見えてくるもんだね。
調べてみたら、真っ白も少数ではあるものの日本に出回っている様子。
さて、目当てのものも購入できたし、搭乗口に向かうが、
出発時間になっても搭乗できない。
電光掲示板を再び見て、目を疑った。
出発深夜1時。ただ今19時。
なんと6時間も遅滞じゃねーかあ

予定では翌日の朝8時頃にバンコクに着いて、
そのままヤンヒー病院に向かって午前中に医者の診察を受ける予定だった。
でも6時間遅れじゃ間に合わない。医師は午前しか診察していないのだ。
下手したらオペ出来ないかも・・・そんな不安がよぎる。
急いで持って来ていたノートパソコンを立ち上げ、日本語通訳の人にメールで報告。
どうか無事診察できて、予定通りオペ出来ますように、と祈った。
アエロフロート航空は、格安航空で有名。本当安いのだ。
でも遅滞が多く、その際の対応も悪いとか、色々悪い評判も聞く。
今まで節約のため何回か乗ったことはあったけど、
遅滞はあっても30分程度で、その他は何事もなく乗れてた。
なので今回の遅滞で、なるほど悪い評判の意味を理解した。
乗り継ぎカウンターでは、同じように遅滞をくらった乗客でごった返していた。
口々に皆が文句を言っていて、二人の女性の空港スタッフが
強い口調で、しかし困りつつ対応してた。
このスタッフはアエロフロートのスタッフではなく、
乗り継ぎ担当の空港スタッフのようだった。
結局どうすれば良いのか分からなくて、そばに居た2人連れの白人女性に聞いてみたら、
「私たち皆どうすれば良いのか分からないのよ。今スタッフが調整しているから、ただ待ちましょう。」と。
するとその隣に居たタイ人のおばさんが話に加わってきて、
「そうよ、安心しなさい、私たち皆バンコクに行く仲間なの。私たち皆分からないの。
私たちこの4人グループは、何があっても同じ運命を共にする仲間なの。
安心しなさい。ようこそ我が故郷バンコクへ
」と言ってくれた(笑)
皆不安でピリピリしていた時だったが、そのタイ人のオバサンたちのお陰でホッとして和んだ。
その他でも同様に、同じバンコク行きの知らない人同士で、話合ったり、友達になったり、
あるおじさんは大声を上げて皆を仕切ったり。
2時間後くらい、ようやくスタッフからの指示があった。
代わりの飛行機はないようなので、選択は二つに一つ。
出発時間まで空港で待つか、一回ビザをもらって出国して出発までホテルにいるか。
ホテル代は出ない。
ならば俺は空港で待つよ。数時間だけのためにホテル代は出せない。
でも色んな人がいた。ビザをもらってホテルに向かう人もいた。
ピリピリしてカウンターから動かない人、文句を言うばっかりの人もいれば、
遅滞なんて何のその、といった感じで
ウイスキーボトルを買ってきて飲んでいるお目出たいおじさんもいた(笑)
こういう時に、人間の性格って現れるな~と思いながら見てた。
でももう椅子に座っているのも限界。しかも冷房がきいておらず暑かった。
しかし、カウンターに並んでいる人が絶えないので、
自分も並んでみたら、なんと空港レストランの食事無料券を配っているではないか。
ロシアの通貨だったから、分からなくて後で計算したら、2500円分くらいも無料にしてくれてた!
ロシアは物価高めだけど、食事+ドリンク+お菓子色々 を無料でゲットすることができた。
ラッキー

酒が飲めたら、全額分で酒のボトル買ってたと思うけど、ただ今オペ前で禁酒してるので我慢。
これがその時もらったお菓子たち。
これは前菜のスープ。
なんと具が、ウズラの卵3つ だけなのだ。
質素というか、びっくりした。酸っぱいパンが備え付けてある。
うむ、これが初めて食べるロシア料理か。
左がメインディッシュ。フライドチキン。
メニューの写真ではもっと大きくて美味しそうだったが、
実際は一つ一つが小さく、何かやっぱり質素。
ここのレストランがイマイチなのか、ロシア料理自体がこういう感じなのか。
でもこれ全部無料で腹が膨れるのだから不満はない。
食事後、別ターミナルに行ってみたら冷房が効いていて、
寝れる場所があったので、(本当は寝袋で寝るのだろうけど)
そこで1時間ほど仮眠する。
盗難が怖かったので、椅子にカバンを鍵で括り付けて、財布は首から下げて服の中に入れて、
カバンを枕にして寝た。
そうしてようやく、長い長いロシア空港での足止めも終わり、
無事バンコクへと発ったのでした







