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駿河堂のブログ

オルタナ?メディア、もう一つの視点

 

「のんちゃん、サッカー!」

 

そう言うと、愛犬は「鼻」でおもちゃのボールを蹴る。

いつ、どうやってそうできるようになったのかは定かではない。

また、ボール型のものじゃないと、蹴らない。

(たぶん、転がらないから)

 

今日、ピートさんからプレゼントされたおもちゃは、

久ぶりの新しいおもちゃ。

ボール型ではないので、サッカーはできないが、

歯の治療も済んで、気持ちよく噛めるようになった愛犬には

ぴったりの噛み応えのあるものだ。

破壊力ある「がぶがぶ」する姿が・・・・嬉しい。

 

(ピートさん曰く、「顔が2つあってちょっとキモいけど、顔が

可愛かったから・・・・」と選んでくれたおもちゃ。1つで牛さんと豚さん

が楽しめる逸品だ。)

 

 

 

先月は・・・・・

もしかしたら誕生日を迎えられないのではないか、という不安の中にいた。

そのこともあってか、こんなに元気に11歳の誕生日を迎えられ、

嬉しさも一入(ひとしお)だ。

 

 

マックスくん、ピートさんが小学生の頃に、

愛犬は家族になった。

それから11年、マックスくんもピートさんも大人の年齢となり、

姿も変化してきたのだが、愛犬はどう捉えているのだろう・・・・?

今、小学生の彼等に会ったら・・・・わかるのだろうか・・・・?

そんなことを考えながら、

この変化著しい11年を振り返った。

 

愛犬のお陰で、自分自身が変わったことがいくつかある。

中でも一番大きな変化は、変な自意識というかプライドみたいな

ものが、ほぼ無くなったこと。

簡単に言うと、自分の本質に素直になったことだ。

自分が何者かであってもなくても、常に自分の存在を喜んでくれる、

そしていつも寄り添ってくれる愛犬。

ペット系の雑誌かなにかで、糸井重里さんが「生き物は、愛の別名」と

表現されていたが、本当にそうだ!これだ!・・・・と

とても共感を覚えた。

「無償の愛」というよりも、しっくりとくる。

 

・・・・と、

このブログを書いている途中、愛犬の様子がおかしいことに

気が付いた。

動物病院に電話をし、急きょ受診することになった。

外は雨、愛犬に暖かなセーターを着せ、車で向かった。

 

・・・・結果、膀胱炎だった。

退院後、まだ5日目だ。原因は何だろう?ストレス?

明日かあさって受診予定だったのだが、別の症状を発症するとは・・・・

症状に困惑しているような愛犬の様子が、可愛そうでならない。

元気で誕生日を迎えられたと、喜んでいたのもつかの間、

またもや不安でいっぱいに。

 

一喜一憂が何度も続くが、

基本元気で、相変わらずの食いしん坊万歳でいてくれるのだから

飼い主は、ともかく喜んでできる限りのお世話をしたい。

一進一退でも、健康に向かっていると信じたい。

 

のんちゃん、11歳のお誕生日、おめでとう!

どうか、つらい症状が治まって、少しでも快適に楽しんで暮らせますように!

 

(今日中のアップが間に合いそうだ・・・・。)

 

 

 

 

 

 

愛犬が、退院した。

 

4日目に退院できそうで見送られ、8日目のことだった。

心配と不安、一喜一憂の1週間だった。

今年の1月に、気掛かりな歯の治療が無事済み、

健康と元気を取り戻したとばかり思っていたところだった。

 

シニア犬ともなると、麻酔すら体への負担となる場合もあるらしい。

病気の種類によっては、治療中に良くも悪くも急変することも。

愛犬の場合、1月からそのどちらの不安も抱えながらの日々だった。

特に今回の入院は・・・・

 

入院時、同意書の「蘇生処置を行うかどうか」の欄にチェックを入れる時などは

喉の奥が耐え切れない何かでつまった。

もしかしたら・・・・

生きて会えないかもしれないこともある、という恐怖に

気が遠くなりそうだった。

さっきの診察室・・・・、愛犬との別れになるかもしれない・・・・

帰りの車の中、泣かないのでせいいっぱい・・・・

 

いつかは別れがあって、

どんな別れなのかは選べないのかもしれないが、

どうかもう一度、

元気な愛犬に会いたい。

神様は、与えもするが、奪いもするから、

今回は神様にはお願いしないぞ・・・・などとも思った。

自分のありったけの想いでひたすら祈った。

 

今、

自分の膝の上で寝ている?愛犬は、

温かく、落ち着いた鼓動を刻んでいる。

 

ああ、神様・・・・(究極、やっぱり神頼みでした)

再び元気な愛犬に会わせてくれて、ありがとうございます。

そして、

最善を尽くしてくださった、ドクターとスタッフの皆様、

ずっと愛犬の健康と元気をサポートしてくださり、

加えて憐れな飼い主をもサポートしてくださる

高橋先生に、心からの感謝を申し上げます。

 

 

(久しぶりのわが家。)

 

(8日ぶりに、大好きなおもちゃとクッションを確認。)

 

 

ゾンビ追伸

1月からの動揺と、更年期症状(変な倦怠感)のせいなのか、

法人源泉税の納期を逸し・・・・

不納付加算税を請求されてしまった。

結構な額だった。厳しい・・・・。

 

 

愛犬が、先週末から入院している・・・・。

 

 

飼い主は、数年前から「更年期症状」という、いつ治るともしれない

症状が発症してから、ゾンビ化が進み・・・・

何をするのにも、愛犬が頼りなのだが・・・・。

 

血の気の通わない足先にちょこんと座って温めてくれたり、

こわばるゾンビ指をなめてくれたり、

PCの前で固まりかけている身体を、外に連れ出して運動させてくれたり

正確なおなかの時計で、起床と就寝を規則正しく促してくれたり

ともすると怠惰に傾く心を引き戻してくれたり・・・・

 

・・・・愛犬なしには、まともな日常が送れなくなっている。

 

・・・・なので、このところたぶんまともな日常を送っていないと思う。

 

 

仕事は、なんとかできている。

家事もそれなりに。

だが、恐ろしいくらい無機質な感じで一日が過ぎて行く。

 

一番の異常は、食欲だろうか。

今にはじまったことではないのだが、

ゾンビに残された唯一の欲求が、かなりどうでもよくなっている。

お腹が空いているのはわかるのだが、食べても食べなくても

どちらでもいいと思う。

水分さえ、どうでもいいと感じる。

ゾンビから食欲を取ったら、ただの屍(しかばね)か・・・・。

 

ただひたすら、

着ぐるみと周囲の人のため、そして愛犬のために、

なにかしら口に入れてはいるのだが。

夕方過ぎに、ぼんやりと「今日食事したかな・・・・?」などと

思い出してみたりしている。

 

そして、2番目の異常は、情緒が制御できないこと。

気が付くと、ぼ~っと固まっていたり、

ふとした瞬間に涙が出てきたり。

外出前に涙が出てきたりすると、花粉症を装ってマスクをしたり。

(実際、花粉症ではあるが)

愛犬に面会したいところだが、元気にはしゃぐ犬種のため、

面会も控えた方が治療のためには良いそうだ・・・・。

 

 

 

(入院する前日、お散歩の途中で。)

 

 

つまりは、

お腹は心配でいっぱい、心は寂しさでいっぱい・・・・ということか?

 

いけない、こんなんじゃいけない・・・・

愛犬を迎えに行く時、元気じゃないといけない。

こんなんじゃ、家族にも迷惑をかけてしまう。

ううう・・・・

エディは、破壊的でパワフルなゾンビなはず。

欲望のままに、貪欲に突き進むゾンビなハズ。

こんなんじゃ、

ゾンビを名乗る資格もないじゃないか。

 

そんなことで、

少しご無沙汰していた筋トレを再開した。

筋トレは無心になれるし、ほどよい筋肉痛が生きていると感じられる。

泣いたりしているよりは、ずっといいと思える。

ずっと・・・・

 

だめだ、

文章の締めの言葉も何も浮かばない・・・・

 

 

 

 

 

師匠の生き方に憧れ共感し、いつも拠りどころとして生きてきた。

でも、

師匠の人生は・・・・今の私の年齢で止まっている。

 

それまで馬車馬のように走り続けていたが、

2年前くらいからの更年期症状などもあいまって、

ペースダウンするとともに、エネルギー源である「蒼白い炎」が

弱く揺らいできているのを感じる。

 

何も語らない、師匠の大きな背中。

今、とうとう・・・・追いついてしまった。

ここからは、もう・・・師匠の背中を追い越して歩いていかなければならない。

 

 

横浜外人墓地の師匠と師匠の師匠(マーチン先生)の御墓。

 

 

「師匠だったら・・・・」

ふと立ち止まっては想像してみるが、想像もつかない。

「老い」のない師匠の人生は、美しく完結している。

私の歩み始めている道は、確実に老いる道でもある。

言い換えれば、師匠が経験しなかった道、とも。

弟子として、師匠に良き報告ができるような人生にしたいと・・・・

そう思うことで、なんとか歩んでいけそうな気もする。

 

それに、

師匠が分厚いのし袋に、でっかい花丸を書いてお祝いして下さった

マックス君の生誕時。

師匠が旅立たれた年に生まれたピートさん。

不思議と師匠の息吹を感じる、このお二人によって・・・・

私はなんとか生かされ、人生の後半も師匠を目指して歩めるような、

そんな気もする。

 

無事に、ピートさんも成人を迎え、マックス君とともに、

社会へと歩み始めている。

駿河堂の未知なるこれからへの一歩は、嬉しいお祝い事で始まった。

 

カトリック鷺沼教会での成人式。

 

 

未知なるこれからが終わる時も・・・・

香典に「でっかい花丸」がいただけるように・・・・!

 

 

 

2018年11月19日(月)、

ピートさんは、真っ赤なワンピースの上に・・・・シルクのコートを羽織った。

 

1992年11月19日(木)、

男性は、ニューヨークのプラザホテルに向っていた・・・・

ピートさんが羽織った、そのシルクのコートを着て・・・・。

 

 

2018年11月20日(火)、

ピートさんは、ピンクのセーターとロングスカートの上に、そのコートを。

 

1992年11月20日(金)、

男性は、ブロードウェイのパレスシアターに向った。そのコートを着て。

ミュージカル「The Will Rogers Follies」を観劇する。

 

 

26年離れた同じ日、

一着のコートは、全く違う人の人生の一部を生きていた。

まるで小説のような出来事が、目の前に展開していた。

 

 

この出来事は、2018年11月18日(日)、

ピートさんが購入したコートから展開した。

 

通称「鷺沼(さぎぬま)ブティック」は、カトリック教会の古着プロジェクト

が運営する、ボランティアの古着屋さん。

ピートさん御用達の、一流ブランドが破格のお値段で買えるお店だ。

田園都市線沿いの地域柄なのか、結構なブランドの古着が集まる。

レトロなデザインも、今やひとつの確固たるファッションとなり、

特に若者層に人気がある。

いつも、ローラアシュレイなどのワンピースを200円~300円くらいで

購入しているピートさん。

この日は、メンズのアクアスキュータムのステンカラーコートを・・・・

800円で購入。しかも総シルク。

上品な光沢のコートは、古着感はほとんどない。

 

自宅で洋服に合わせながらコーディネートしていた時、

ポケットに何か入っているのに気が付き、取り出してみる。

 

「あっ、ブロードウェイのチケット!」

「しかも・・・・プラザホテルに泊まったみたい・・・いいなぁ~」

「えっっ!?・・・・明日の日付!!」

 

 

コートのポケットからは、前の持ち主と思われる人の

様々な情報を示すものが出てきたのだ。

特にホテルの領収証には、苗字とファーストネームの頭文字が印字してあった。

国内の様々な場所の航空チケットの半券や、ある団体の領収証などもあった。

日本の古典芸能関連の催しの案内状なども。

・・・・これらの情報は、人物像を推察するには充分だった。

ネットで検索したら、あっという間に特定するに至った。

・・・・その業界では、とても著名な方だった。

 

多忙なビジネスワークとともに、あちこちを旅してきたであろうコート。

シンプルでありながら、上質なそのコートは、誇れる地位にありながらも

控えめな人柄をも感じさせる。

 

前の持ち主の方とお会いできるようなことがあるのかどうかはわからないが、

まさか二十歳になったばかりの女子の、真っ赤なワンピースの上に

羽織われようとは・・・・・

前の持ち主の方も、コートも、さぞびっくり!

・・・・だろう。