春先のこの時季は、寒い日が3日続いた後に比較的暖かい日が4日程続く「三寒四温」という現象が周期的に訪れます。本格的な春の近づきを現す天候ですが、日々の寒暖差が激しいことが原因で「三寒四温うつ」と呼ばれるメンタル不調に陥ってしまう人が少なくありません。自律神経とは無意識のうちに血圧、呼吸、消化といった身体の機能をコントロールして環境の変化に適応しようとする神経で、主に昼間の活動時に働く交感神経と、リラックスしている間や夜に働く副交感神経があり、この2つのバランスが崩れると、心身の不調が生じてしまいます。体の不調としては耳鳴りや頭痛、めまいや立ち眩み、肩や首のこりや腰痛など、吐き気や下痢、便秘を起こすこともあります。メンタル面では不安、うっかり、いらいら、落ち込み、不眠や怒りなどが生じます。それによって暴飲暴食や禁煙量の増加、暴言暴力などが起き、生活の乱れにつながっていきます。これらがこの時期に長引くといわゆる「三寒四温うつ」といえる状態になって、仰うつあるいは躁(そう)状態、不安障害やパニック障害、のような精神疾患につながるだけでなく、自律神経失調症や循環器系疾病などの身体疾患にも直結する可能性があります。

冬の終わりから春にかけての注意すべき環境因子としては、高気圧と低気圧が交互して通過することによる気圧や湿度の気象変動が激しいことと、花粉や黄砂の飛散も大きなストレスとなり、気が付かないうちにメンタルと身体に大きな負担が掛かります。また、日の出が早まり、日照時間も長くなる時期です。そのため、体内時計が「時差ボケ」のような状態になり、日中もだるさや眠気などを感じ易くなり、午後になると睡魔に襲われたりもするのです。更に、春になると勤め先での人事異動や転勤、卒業から新入学に伴う引っ越しなど生活環境が変化する機会も多く、それらがストレスの大きな原因になってしまいがちです。

「三寒四温うつ」を防ぐには

1、        規則正しい生活習慣と適度な運動。

2、        できるだけ寒暖差をなくす。

3、        朝起きたら日光を浴びる。

4、        花粉対策をしっかりする。

5、        ぬる目の風呂に長時間浸って汗をかく。

 

「三寒四温うつ」は身体に負担がかかるばかりでなく、心の不調を招く恐れもあります。この5つの対策を実行して、明るい春を迎えましょう。

掲載 ウェザーニュース。

この頃の季節の変わり目は敏感に身体が反応して、頭痛や肩こりが強くなります。特に春先のこの季節は痛切に痛みを感じます。「三寒四温うつ」いわれる所以も分かります。思うように身体が反応出来ずに、激しい運動をした後の2~3日は痛烈に余韻が残り、自律神経の何処かが可笑しいように思います。若かりし頃の疲れは翌日まででしたが、最近はいつまでも長引いているように感じます。これから日を追うごとに暖かくなりますが、寒暖の差はまだ続くようであります。お身体ご自愛下さい!

 

さて、昨今娘達から孫の卒園式の写真が届きした。この春からはピカピカの1年生です。孫が大人になる日はこの日本もどんな風になっているのでしょうか。私もこの孫達が成人になるまで頑張って生きられたら嬉しいですね。何の悔いが残らないように、これからも何事にも挑戦してみたいと思います。

さて、シラス池入れ量が日本で10t、台湾・韓国・中国合わせて全体で20t越えになったと聞きます。しかし現実は韓国の5~6tは充てにならないですので実質15tと今後の採捕量如何であります。非常に厳しい環境でありますが、中国に存在しているアメリカ産(ロストラータ種)を加味すれば、本年度の供給は安泰でしょうか。それでも、これから獲れる中国産ジャポニカ種の漁如何にお祈りであります。