人間万事塞翁が馬、人間の吉凶、禍福は変転して予測できない。従って安易に喜んだり悲しむべきではない。まさに、このコロナ感染に現れる環境の変化のようであります。さて、いよいよ自民党政権も混沌として、三つ巴、四つ巴の修羅場の様相を呈して来ています。政治の覇権争いが激しくなり、若手が台頭してくることは、必要不可欠であるばかりではなく、政治の活性化に大いに結びつくと期待しています。政権は自民党ばかりではありません。覇権、忖度、馴れ合いの政治では、この難局を乗り越すことは難しばかりだけでなく、現実は国民の生死が関わっているのでありますから、大いに慎重に次期政権を検討したいと思います。

 

 

さて我らが鰻業界は、9月中盤となり、オフシーズンに入りめっきりと静かな展開であります。そんな状況にありながらも、大所の産地では、水面下で加工工場の稼働率が早くも進んでいるようであります。現在のところ、活鰻市況では国内産の荷余り感が無く、逆に荷足らずでありますので、現地での加工は更に加速していくような雰囲気であります。従って市場に出回る活鰻は海外からの輸入物が主体を占めている状況でありますが、一方、この度の台風到来と、海外便のスペース獲得に難問があり、搭載する貨物の奪い合いが起きていると現地から情報が伝わって来ています。従い、当社、また輸入商社は空いたスペースの確保に躍起になっていますが、かなり厳しい状態になっています。従い、この状態が続くと、活鰻の相場の上昇は致し方ないかと思われます。しかしながら、現在の緊急事態宣言の影響下の為に、大きな消費拡大は期待できないにしても、活鰻流通に混乱が生じる前に、海外現地で早急に対処されて欲しいと思います。

 

 

さて、暑さ寒さも彼岸までと言われますが、今月23日が秋分の日であります。例年であれば、商売が(-。-)y-゜゜゜いっぷくして、鰻関連業者が集まって恒例のゴルフコンペの花盛りでありますが、流石にこの状態では声も掛かりません。当社の「優駿会ゴルフコンペ」も昨年同様にお流れで御座います。

 

 

さて、一向にコロナ感染が治まらない中で、近頃のストレス解消法は、家内と息子を連れた早朝ゴルフであります。セルフ、休憩無し、飯無し、風呂無しの駆け足ゴルフプレイでありますが、流石に後半になると、それなりに疲れを感じてきますが、それでも気怠さの中、スカッとした気持ちで終わることができます。既にゴルフ歴だけが長くて一向に上達しませんが、今は唯一の楽しみであります。このコロナ渦が明けたら、愉快な仲間とプレイできるのを楽しみにしています。ところでゴルフ大好きな東京の大先輩は、このコロナ渦の中、如何お過ごしでしょうか。コロナ明けて、浅草のフグ料理を一緒に食べたいですね。