将棋界に彗星のごとく現れ、タイトル戦に挑む異端の棋士・上条桂介。発見された白骨遺体とともに埋められていた名駒。その所有者をたどり、真相に迫ろうとするベテラン刑事と将棋の道をあきらめた若手刑事。真剣師が勝負の世界に魂を注いでいた時代、過酷な運命を背負って棋士の頂点を目指した青年の半生をあぶりだす本格ヒューマンミステリー。(【原作】柚月 裕子)

 

 

20199NHK BSプレミアムにおいて千葉雄大主演でテレビドラマ化!」 *最終回が特に良かった!

ドラマの感想欄にはよく投稿するのですが、たまに「入り込みすぎて感想が書けない」作品があります。本放送時のこのドラマがそうでした。本放送、再放送とも何回も見直し、その度にラストで泣きそうになります。 千葉雄大さんの演技、表情が素晴らしい。哀しいまでのストイックさ、愛憎が相克した眼差し、恩師の妻に向けた悲しい笑顔。心に焼き付いて離れません。千葉さんは明るい役も良いですが、この作品の千葉さん、多くの人に見てほしい気がします。近年のドラマで自分的には最も感情移入した作品です。 原作と性別が違うと知りましたが、蓮佛美沙子さんも良かったです。 実は原作購入したのですが、ラストが違うというのを知ってしまったのでちょっと勇気が出ず、未読です。でも近々読んでドラマとの違いも味わいたい…という気持ちにやっとなりました。

 

 

盤上の向日葵を二冊読み終わりました。更にこの著者(柚月 裕子)さんの慈雨(じう)を読み始めています。このNHKドラマ4部作は、まだ見ていませんが先日BSテレビで放映していましたので録画してあります。本を読み終わった後のテレビドラマでありますので、非常に楽しみにしています。この将棋界は現代のヒーロー藤井聡太七段の出現により大いに脚光を浴びていますが、将棋の世界も非常に奥が深いのでしょうね。このサスペンス的なストーリーも読み漁る程に熱中して最後の結末が気になってきます。是非読んで見ては如何でしょうか。

 

 

さて、最近はめっきりと春の到来を感じて、閉籠っていられない雰囲気になってきました。流石に世間は春休みで、このコロナ感染渦の中とは言え、街角はかなりの混雑になって来たようであります。ここに来てワクチン接種も加速的に進むような報道もされて来ていますが、一向に噂だけで新たな進展が聞こえません。従って、この遅れている海外産ワクチンを充てにする以上に、国内産ワクチンの存在に注視することも大いに必要であるかと思われます。

 

 

さて、我らが鰻はこのコロナ感染環境下で其れなりに頑張っているようであります。店内での飲食では、流石に売り上げの大幅な減少は抑えられませんが蒲焼のテイクアウトとして、スーパー等の販売は好調のようであります。更に今期の想定外のシラス鰻の採捕量の減少に戸惑いながらも、大局的に意外と商売チャンスが生まれるのではと期待しています。然るに、全てはコロナワクチンの投与次第ではありますが、オリンピック同様に大いなる期待と不安の連続であります。

 

 

さて、ここ牧之原台地では、初夏の風物詩、お茶摘みが始まります。遠くに霞む富士山を見、「越すに越されぬ大井川」を眼前に眺め、茶どころ牧之原茶が一斉に摘まれます。暖かいこのふるさと、最高ですね!