州市に住む王さんは春節(旧正月)前にツアーに参加して日本へ。友人知人に頼まれた日本製品を購入するため、大阪の家電量販店でパナソニックのトイレ便座を数点購入した。だが、便座が入っている段ボール箱の外書きを見て驚いた。そこには中国語で「松下電化住宅設備機器(杭州)有限公司;浙江省杭州市経済技術開発区松喬路2号」と書いてあったからだ。



パナソニック側の説明によると、このトイレ便座は日本へ輸出するために中国国内で製造されたもので、中国では販売されていない。訪日中国人観光客向けの製品だが、品質基準は日本国内向けと同等であり、中国で販売されている同様の商品よりも高品質だという。この報道に対する中国のネットユーザーの反応は複雑だ。以下は主なコメント。
「中国の品質基準が低すぎるからこうなる」
「杭州で作ってるのに杭州で買えないなんて」
「国内向けと海外向けの二重基準。中国はいつもこうだ!」
「中国で良いものが買えないから、日本に行って買うんだよ。それの何が悪い?」





日本の温水洗浄便座について中国のネットユーザーは、「晩ご飯の際、日本の温水洗浄便座が話題に上った。妻は友人が日本に旅行した際に温水洗浄便座を購入したと話し、『日本の温水洗浄便座を甘く見てはいけない。一度使うと手放せなくなる』と絶賛。すると母は、『ニュースでも報じていたように、日本の便座は(浙江省)杭州市で製造された中国製でしょ?日本製品を称える前に反省すべき』と反論。すると娘は『紙の製造技術は中国が発明したんだよね?トイレットペーパーもその技術を応用していると思うけど、なぜ日本人は中国に来てトイレットペーパーを買わないの?』と発し、皆黙り込んでしまった」と日本の温水洗浄便座に関するエピソードを紹介した。Record China




さて連休に突入ですが、如何お過ごしでしょうか。我ら鰻屋はこれから暫らくは稼ぎ時になりますが、流石に連休の荷繰りは予測が難しいようです。一般的にここしばらくは買手市場で来たので、買手は売れれば買うと思っているようですが、結構「落とし穴」も多いですので、なるべく事前の注文を早めに入れて欲しいと思います。また我々問屋が客を選んでいると言われがちなのですが、商品が生き物ですので「早注文早出し」で在庫が無くなると「お断り」になってしまいます。特に一昔と異なり、サイズの偏りが多くなっている昨今は手も足もでない達磨さんです。ご迷惑をお掛け致しますが、ご配慮のほど宜しくお願い致します。