GW、高速渋滞は5連休に集中 傾向と対策は!

ゴールデンウイーク(GW=4月25日~5月6日)の到来まであと1週間余り。行楽や帰省などに高速道路を利用する読者も多いと思うが、不快な渋滞をうまく避けるためにはいつ、どんなルートで移動するのが効率的なのだろうか? 高速道路各社(東日本、中日本、西日本、本州四国連絡高速道路など)が発表した渋滞予測をもとに今年の「傾向と対策」を地域別に探ってみた。




■後半に5連休、渋滞も増加傾向に

 今年のGWは、なんと言っても後半の5月2~6日に5連休が取れるのが大きな特徴。昨年の後半は4連休にとどまっていたので、今年は遠出するにはより有利な日並びになった。こうした状況を踏まえて、高速道路各社の渋滞予測によると30キロ以上の渋滞予測は全国で39回となり、昨年の予測よりも7回、昨年の実績よりも6回多くなる見通し」だという。10キロ以上の渋滞予測も330回となり、昨年の予測は下回るものの、昨年の実績を46回上回るだろうと予測している。

 今年は暦の上で日並びに恵まれたことに加え、円安やガソリン価格の下落などの影響から、全体として人出は昨年よりも増えるとみられており、長距離の高速渋滞も増えそうな雲行きだ。


■下り2・3日、上り3~5日がピーク、最終日の“裏技”も

 10キロ以上の全国の渋滞予測の発生回数をまとめたグラフを見ると、休日がばらけている前半には目立った渋滞は見られず、やはり5連休となる後半に渋滞が集中しているのが分かる。下りでは連休の後半が始まる5月2日(土)の早朝から渋滞が一気に増え、2日と3日(日)にピークを迎えると予想。2・3日だけの合計で87回となり、下り全体の渋滞予測の約6割が集中する見通しだ。

 一方、上りでは5月3日から5日(火)にピークに達すると予測。3・4・5日の合計で130回となり、上り全体の渋滞予測の7割が集中する見通し。こうした統計から、GWの後半、特に下りでは2・3日、上りでは3~5日に移動する場合、大渋滞に巻き込まれる可能性がかなり高いことが分かる。

 ちなみにGWの最終日は「翌日から始まる仕事に備えて移動を避けるので、通常、渋滞予測は大幅に低下する傾向がある」(中日本高速道路)という。渋滞を避けたいならばこれを逆手に取り、“裏技”としてあえて最終日の6日(水)に移動するのも一つの方法かもしれない








記載 日本経済新聞

頭を悩ませるシーズン到来ですね。今年は大型連休で土曜日から数えると6連休になります。関西市場と関東市場の休みが異なりますから、我々は実質休みが23日程度でしょうか。交代制で休んで3日ですね。

ただ、入荷を考えるとパズルみたいで、やっぱり荷物が足りない傾向になるでしょうね。

昨今は、出荷する生産者側と購入する消費者側の認識の隔たりが大きくて我々は大いに戸惑っています。昨年は国内産の新子の入荷が相場を引っ張り買手市場にありましたが、今年はシラスの不漁と高値で売手市場に変わっています。既に今年は、昨年状況と異なり国内産の供給が不安定で有ります。一部では供給不足に陥っているところも散見されます。当然、新子とヒネ子の端境期ではありますが、この時期の在鰻が加工工場に破竹の勢いで吸収されていると聞きます。将来において鰻が不足するだろうとの思惑が広がっている影響であると思われます。しかし、現在は国内産だけの供給不足ですが、近い将来は全ての鰻不足に飛び火していく可能性もあります。いつまでも安泰であると言える環境ではありませんので、必要に応じて対策も十分に考えて置くべきと思います。

我々業界としては非常に残念ですが、これからは厳しい状況にあります。「自分だけは大丈夫!」と高を括らないで的確な対応を模索して欲しいと思います。水面下ではシェア(市場占拠率)の奪い合いと囲い込みが行われていると思われますよ!