村地翼選手の試合結果 長文ですが読んで下さい。 | 駿河男児のブログ

村地翼選手の試合結果 長文ですが読んで下さい。

WBOアジアパシフィックスーパーフライ級王座決定戦
×村地翼選手VSフローイランサルダール(フィリピン)○
                 8R TKO負け

1Rにダウンを奪い、幸先いいスタートに見えた試合、僕は逆にヤバイと思いました。

緊張感がとれ、ガードも甘くなって余裕もでたと思います。
そこをサルダール選手は巧みな技術で攻めを強めてきました。
そんな中で、4Rに左フックをテンプルにもらい、翼は足がよろめきながらのダウン。
しかし翼はそれ以降も攻め続け、サルダールを苦しめました。
サルダールはボディーを打たれるのを嫌がってるも、打たせないようにヒット&アウェイ、ここでキャリアの差は明確にでました。
7Rにダウンを奪われた時は正直、ストップしようか迷いましたが、ラウンドのタイムは終了していたので、1分のインターバルで回復できる事に掛けました。
結果は8R 0分54秒でTKO負け。

勇敢に戦った翼の闘志を目に焼きつけました。

ネット上で、まだ早いとかジムに早くチャンピオン誕生させようと早まったとか、選手潰してるとか、色々書かれてるようですが、チャンスを回避して、その後チャンスが回ってこない選手は沢山います。

まだ早いのも、キャリアの差があるのも承知の上で、勝てる要素はあったから受けた試合です。

決して僕は焦っていません。
成功できる人は、行動力とチャンスを引き寄せる運があるか、ないか、そしてタイミングだと思ってます。
今回は、そのタイミングではありませんでした。

翼は今まで、鼻血も出した事なかったし、倒れた事もないと聞いています。

ここ2試合できる鼻血を経験し、ダウンも経験しました。

次は勝つイメージだけでなく、ダウンするイメージも鮮明に作れるので、それを回避する為のイメージトレーニングもしっかりできるようになるし、最初にダウンを奪っても奪われても流れは変えられるということを身をもって経験し、今回の敗戦、決して無駄ではありません。

今回の試合で今後、翼が何らかのタイトルを獲れる選手だと思った方は多くいたはずです。
 
その日までに、キャリアもしっかり積ませて必ず翼を必ずチャンピオンに育てます。

翼は再起表明していますので、じっくり今後の事は相談し、ご報告致します。

ベルトはお預けになりましたが、応援に駆けつけてくれた150人近くの皆様、また来られなかったけど応援してくれた皆様、三迫ジムの皆様、本当にありがとうございましたm(__)m