7泊8日のバンコク暮らしから田舎へ戻ってきた。帰りはやっぱりミニバス。ドライバーは数年前から見る顔だ。聞くところによるともうかれこれ20年以上この仕事をしているらしい。トロトロ運転が熟年ドライバーの生き方を醸し出す。行きの危険なドライバーは所要3時間ほどだったが、往年のドライバーは4時間かかった。真剣な眼差しがエスパー伊藤に似ていた。幸い1時間ほど睡眠を取ることができた。
赤土が目立ってきた。慣れ親しんだ田舎に近付いてきた証拠だ。退屈だが平和な暮らしがまた続く。実家に着くとまっ先に挨拶してきたのが件に紹介した家族3のドゥンドゥアン。一週間我々の帰りを待ち焦がれていたと思うと少し嬉しくなる。
日中はここで寝ている。
翌日、2週間前に種付けしたファイデーンを収穫した。40センチほどに伸びていた。若いファイデーンは柔らかく美味だった。
ソースの色が変わるぐらい緑の色が強い。食べただけで元気になりそう。
ドゥンドゥアンは甘えん坊で気が強く屋守とトカゲが大好物。足元に絡みついてすり寄ってくると愛着が湧く。だが残念ながら猫アレルギーなのかいる間は鼻水が出る。一緒に寝ようとしてくるので外に追い出すが、夜中足を伸ばすと人の頭の感触がありびっくりすると、どこに隠れていたのか足元で寝ている。そんな様子なので息子はよく嫉妬でドゥンドゥアンと喧嘩している。何度か引っ掻かれて血を流しているのに、タイ語でパーイ(行け)と叫びながら持ち上げて投げようとするほど気が強い。ドゥンドゥアンは本当によく食べる。お腹に赤ちゃんがいるのだ。
首筋を噛まれて絶命したトカゲ。この日はドゥンドゥアンはお腹いっぱいで食べなかった。
この日、猫のヒゲをライターで焼いた。タイではこうすると猫は家に居着くらしい。
実家の外は外灯が無い。見上げると星が近い。12月に近い冬のタイの夜空は吸い込まれそうだ。タイ語はかなり「読める」ようになってきた。勉強に時間を費やしたがここに来て重大なことに気付いた。会話能力が全く進歩していない。原因は読み書きができるだけで意味を理解していないからだ。もともとタイ語を本格的に勉強しようとしたモチベーションがTAI ORATAIの歌を唄うという目的だったのでそれでも収穫はある。バンコクに行った時にタイ語の教材を買うべきだった。
耳コピならね書きコピでTAI ORATAIの歌を口ずさむ。題名は「仕事を愛してる」。











