去年の成果を改めて、言葉にしてみます。
昨年はとにかく、「書く」ことについて、そして他者に読まれるという経験を得られましたので、感想文的に書いてみたいと思います。
2020年、初めて自分が書いた原稿が本になりました。
「社会学と社会システム (最新・はじめて学ぶ社会福祉 3)」(ミネルヴァ書房)
社会学の中の「働くこと」に関するパートを担当させていただいています。
労働社会学が専門ではありませんが、その分、一から調べ語りかけるような口調で書き上げています。
自分としても自分の名前が本に記載されていて、超絶浮かれて両親や前の職場の上司に献本しました(笑)。
今年は以下の書籍も発売される予定ですので、また発刊されたときに宣伝させてください。
・「高齢者福祉と権利擁護」の高齢者虐待
・「地域福祉と包括的支援体制」の生活困窮者自立支援制度
・「保健医療と福祉」の地域包括ケアシステム
・「ソーシャルワーク実習ハンドブック」の実習関連諸々
これらは全部先生方からのご縁から生まれたものです。ありがたい話です。
原稿を提出すると、編者の方や出版社から校正依頼が来るのですが、めちゃくちゃ赤字だらけでビックリ。。。
自分の日本語に自信をなくすくらいです。
でも、提案されたものを中心に直していくと一層読みやすくなるので、人の知恵を借りることって大切だなと思いました。
ブログは自分ひとりで書いていて、誰かにチェックしてもらった文章ではないので、自分の言いたいことが表現できているのか、意識するようになりました。
もう一つ頑張ったのは、論文投稿です。
大学教員は研究業績として論文を積み上げることが求められるわけですが、私は社会福祉士や高校教員としての経験はあれど、研究者としての業績は全くありません。
このままでは、業界的に全く評価されませんので、こちらも書いていく必要があります。
学会誌は「査読」といって、その研究誌で公開に足るレベルを満たしているか、そもそも論文としての体裁などをジャッジいただきます。
2020年は単著として2本エントリーしました。上記の本も書きながらですので、結構がんばったと思います。
もちろん、本業の時間以外の休みの日に書いています。
結果は・・・
1本採用。1本はリジェクト(不採用)でした。
どうしても不採用のものに目が行きます。
結果については残念ですし、査読者のコメントを読んでも納得できないところがあります。
でも、ここで足踏みしているわけにいきません。取り入れられそうなコメントの内容を反映して別の学会誌にエントリーする予定です。
当然のことではありますが、気づいたこととして、
投稿した学会にその研究法を知らない人がいた場合に評価が極端に分かれることと、その研究法の論文の言い回しが他の分野に馴染みのある表現ではなかったというということです。
私の使った研究手法は質的研究で、単一事例のみで分析ができる手法ですが、多角的に解釈可能(批判はいくらでもできる)なものでした。
かつ、タイトルの表現として「心理変容」という表現を使ったのですが、「何をもって変容とするか理解できない」という指摘があり、研究法に主で使われる表現より、「自身の選択過程」のような表現にすればよかったと総括できます。
「今年中に自分の単著論文を3本以上にする」という目標を掲げていますので、ここで落ち込まず、次に進んでいきたいと思います。
コロナ禍でインタビューも十分にできず、苦労するところはあるのですが、まずは実績を積むこと、その結果を出すために本気になります。
これから研究職を目指している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。