今月初め。
約19年間、一緒に生きてきた猫様が天国へ旅立ちました。
人生の半分を一緒に過ごし、猫様を心の拠り所として生きてきたので、まだ心の整理がついていません。
ただ、最後まで一生懸命生き、生きようとしてくれた姿勢を見て、自分も精いっぱい生きないといけないなと思っています。
励ますつもりの言葉を受け付けられない
私だけでなく、家族全員が猫様との別れにショックを受けているのですが、
周囲に伝えるとだいたい似たような反応になります。
「19年間も生きたら、長生きですよ!」
「大往生ですよ。うちが飼ってた犬なんて~」
私は相談援助職をしていたので、状況に合った共感的理解というものを過度に求めてしまうのかもしれませんが、気持ちに寄り添ってもらいたい時に
「長生きだった」とかいう解答は不要で、気持ちにただ寄り添ってほしい。やりきれない感情に対して応答してくれるだけで良いのにという気分です。
それは実家の家族も同じようで、
「そんなことはわかってる。ただ、長生きしたことと喪失した悲しさは別物だろう」
という思いです。
もちろん、知識や制度で困っている時には必要な知識や制度を解答のように情報提供することもありますが、その時でも困りごとの背景にある不安や焦りのような言動に応答していくことはあると思います。
大前提としては、他者に感情の受け止めを期待せず、自分が落ち着くことが大切だと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。