よく講演でお話をする時に例として出す話があります。

 


「コロンブスがアメリカ大陸を発見した」は一つの側面に過ぎないと。


先住民からしたら、大陸はすでに存在していて生活もしてるわけですから、「白人の到来」です。



 

援助者はコロンブスな目線で語ることが多いです。

 

 

「問題を早期発見する」という時の「発見」は、上記コロンブスと一緒。


 

今ある状態に新しい価値、意味づけを行う。そしてそれを相手に提示する時もあります。




「介護負担の軽減」、「問題の抱え込み」、「虐待」など援助者はそれらしい言葉を使います。私は「抱え込んでる」なんて言われるとムッとしちゃいますよ(笑)。


今ある状態に一方的に自分たちの価値を当てはめると言っても良いです。

果たしてそれは、支援が必要な人に届く言葉なのか。



妻の面倒を見るのは自分!と決めてる夫にとっては介護するのも負担になるのも当たり前で軽減することは妻を大切にしていないことと感じ、支援を拒否する方もいらっしゃいます。



そして、あまりに拒否されると「困難事例」という記号を当てはめていきます。



支援者側の立場と言葉では通じないことがありますので、我々専門職はどれだけ相手の言葉に変換することができるのか、もしくは介護や福祉の世界以外の言葉で表現できるか考えることも大切です。







リフレーミングですね。



「ご主人の息抜きのために奥さんデイサービスを利用しましょ。このままじゃ倒れてしまいますよ」が良い時もあれば、


「週に一回くらい、奥様が広いお風呂で寛げる時間を作れたら良いですよね」が良い時もあります。


ワンパターンでは社会福祉士の個別化の原則にも反します。



うまい言い回しということでテクニカルな話に収束するかもしれませんが、口だけではすぐにバレます(笑)。




色んな言葉で表現するためにも他分野の知識をもっと知りたいと思いますし、援助者にできる努力はまだまだありますよね✨





ちなみに、わかりやすい例えだから使っているだけであって、コロンブスは悪くないです(笑)。