先日、奈良教育大学で行われた地域教育推進シンポジウムに参加してきました。


市川伸一先生(東大の教育学部長かな)の話が聞けて良かったです。


教育心理学の先生で、私が読んだ心理学の本の中で一番読みやすいし、学力論争にも詳しくバランスのとれた分析をされてます。


今日の話のお題は、学校教育と地域教育との連携。 細かい解説は私の財産として、くキーワード中心で共有させていただきます。。



・「生きる力」としての「人間力」

大人は職業生活、文化生活、市民生活という3つの領域の生活をしている。

これを学校では、「職業理解」「教科学習」「社会参加」という方向からアプローチしていくのが人間力形成モデルです。



・学校教育の良い点

全ての子が受けられる、費用があまりかからない、成績・卒業が進学・就職の社会的評価に繋がる



・学校教育の悪い点

生徒に内容選択の自由がない、補習・部活は学校に所属している生徒しか参加できない


・地域教育の良い点

多様なプログラムが提供される、生徒は自由自発的に参加でき、費用が少ない


・地域教育の悪い点

もともと意欲の高い子どもになりがち



・2008年の新学習指導要領は「ゆとり」から「詰め込み」への単なる揺れ動かしではない

教師中心主義 VS 学習者中心主義

内容学習 VS 発見学習

一斉指導 VS 個に応じた指導 VS 協同学習


といった指導観の対立を越える





などなどです。なるほど。



最近は地域の側から学校を捉えていたので、福祉教育を学校内活動で取り組んでもらえないかと思っていましたが、学校文化上、早急な変化や受け入れは無理でしょうし、学校側が必要と感じていないものを取り組むのが無理ですね。

地域教育、総合学習は福祉だけのものではない。


地域の教育力は学校の外に出のほうが自由がきく。

けれども、意欲の高く、情報にアクセスできる子どもしか参加できないという課題が残る。



これを縦割りではなく、ヨコの連携で克服することが課題ですね。



他にも取り組み事例が紹介されていましたし、一人で心細かったですが、行って良かったと思います☆