よく地域力の低下の原因として核家族化が進んだからということをよく聞きますが、ほんまかどうかわかりません。
だって・・・昔のほうが子どもが多かったわけですから、兄弟姉妹で結婚して両親と同居できるのは組み合わせ的に一人しかできないわけです。
兄弟同居家族もあったでしょうが、残りは結婚して別の居宅で生活していたからです(社会的に長男が主でしょう)。
ということは昔から核家族はたくさん存在していたことになります。
ただ、昔は今よりも親戚が近くにいた社会であったことは確かだと思います。
今は産業が多様化していて、流動的な社会になったことで、周りに親族がいないケースは多いです。
(核)家族単位で移動しちゃうことが多くなった感じですよね。
ですので、核家族化というよりも身近に支援できる親族や関係が築けないくらい流動的な産業社会になっているという感じかなと思います。
加えて、我々のような相談支援機関があれば「○○に任せておける」ということで、任せっぱなしになるので、下手な関わり方をすると地域力の低下に一役買ってしまいます(笑)
近所付き合いしなくとも、生活できる社会になりますし、気をつけなければなりません。
そんなことを学生時代に考えてました。
で、昨日読んだ本の中で確かにそうだなぁと思うことがもう一つありました。
広井良典さん(2009)の本の中で、全国にあるお寺の数は約86000、神社の数は約81000あるという記述があります。
これて中学校区にそれぞれ8つずつある計算になるんだとか。
凄くないですか(笑)???
「日本人には宗教心が薄いというような見方は戦後の高度成長期に言われるようになったと思われる」という表現もされてますが、これだけの数字があればなるほどと思います。
確かに高齢者って宗教に熱心な方も多いし、伝統や祭りなんかは今でも残ってます。
今は宗教的な意味が削がれてきているのかもしれませんが、昔は結構熱心な方が多かったのではと思いますね。
現在の感覚で高齢者と関わると異文化コミュニケーションになる可能性があるので、丁寧に関わっていきたいですね☆
【参考文献】
広井良典著「コミュニティを問いなおす‐つながり・都市・日本社会の未来」(ちくま新書,2009)