年を取ると、なぜか昔の事を突然思い出します。
ずっと忘れてた事です。
祖母の話は今までに何回かした事がありますが、また思い出しました。
中学生の時、クラブを終えて、さあ帰ろうと自転車置き場に行くと、お祖母ちゃんが私を待ってました。
迎えに来たから一緒に帰ろうと言うのです。
私は、普段、友達と一緒に自転車で帰ったり、一人で帰ったり、
お祖母ちゃんも自転車なのに何で?
お祖母ちゃんに聞くと神様からの指示でした。
今日は、あなたのお孫さんが、誘拐とか何か事件に巻き込まれる可能性があります。
だから、あなたがお孫さんを迎えに行きなさい。
あなたと一緒に帰ると、それは回避されるでしょう。
と神様に言われたらしいのです。
学校から家まで自転車で25分ぐらいかな?
村だし、途中から交通量も少なくなる。
誘拐できない事もない。
私は話を聞いて、凄く不安になって、一緒にお祖母ちゃんと自転車で帰る時、とにかくキョロキョロしながら帰った記憶があります。

、
何も起こりませんでした。
その日だけの指示で、次の日はお迎え無しでした。(笑)
もうひとつ、私が20代の時、家の戸や、柱に数ヶ所、突然何か意味不明なマークが書かれてました。
赤いチョークかマジックで四角を書いてる。
□

誰が何の目的で書いたんだ?
家の中の戸ではなく、全部外の戸に□を書いてる。
トイレの戸にまで書いてた。
母も父も知らないと言う。
どうやらお祖母ちゃんらしい。
お祖母ちゃんは最初、黙ってたけど自分が書いたと後から言ってた。
でも、何の為にあのマークをあちこちの戸に書いたのか説明してくれなかった。
神様からの指示かしら?
何かのおまじない?
喋ると効力が無くなるのかな?

私たち家族は特に追求しませんでした。
でも何十年も経ってこの事を思い出し、突然今日、「過ぎ越しの祭」が頭をよぎりました。
子羊の血を門口に塗った家は災いが通り過ぎて行くとかだったかな?
ストーリー忘れましたが。
今、実家は幸せが通り過ぎてるような気もしますが~!(笑)

今回、ほんとは初恋の人の話の記事の予定でしたが、その話はルンルンなので、熊本の被災者の人達の事を考えると不謹慎だとか言われそうなのでやめました。
かと言って私は、みんなのように被災者の人達に慰めや励ましの言葉を流暢に言えるタイプではありません。
それを言う自分が、いい人ぶっるように思えて嫌悪感があるからです。
はい。ひねくれものの私ですから~!
近いうちに初恋の人の話は記事にします。
長文になってすみません。

まりさんが飾ってくれた、ヤマブキ

ムラサキハナナ