実家に住んでる頃、家の回りに野良猫が2匹ぐらい、うろついてました。
子供の頃は、猫を触りたいのに、父や、祖母が、猫を見つけると、コラッ!っと言って追い払ってました。
野良猫は私たちを遠目に見ては逃げていきます。
でもたまに、勝手に私の部屋に来るのです。
私の部屋は母屋と別の入り口で2階の部屋。
夜、居間でテレビ見て自分の部屋に戻ろうとして暗い階段を上がって行くと、階段の上からドタバタと物凄い勢いで何かが降りてきました。
ぎゃあ~!
私の足をかすって、野良猫が降りてきたのです。
野良猫は人間が戻ってきた!
早く逃げなくては、と焦ったのでしょう。
暗い階段で私の方が、びっくりしたわ!
私は入り口の戸が重くていつも戸を開けっ放しにしてるのです。
別の日にも、また夜、自分の部屋に戻り、部屋の電気を付けると
ぎゃあ~!
私のベッドの布団の上に野良猫が座ってる~!
私の声に驚いた猫は、アタフタして猛ダッシュで階段を掛け下りました。
誰も居ないと思ってたから、私の方がびっくりだよ~!
次は夜、寝てると階段を軽やかにトントントンと誰かが上がってくる。
ん?誰?
その日は、障子を閉めてた。
そしたら、障子を破って
ズボッと手が~!
ぎゃあ~!
猫の手(前足)でした。
オカルトか~!
今は、猫の手を借りるほど忙しくないんだよ~!
毎回、私を脅かすんじゃねぇ!
猫は、また私の声に驚いてアタフタ階段を降りて行きました。
あれは冬かしら?
野良猫も外は寒いから部屋の中に居たいのね。
居てもいいけど逃げるのよ。
障子に小さい穴が開いてて、そこから手を入れたのね。
穴が、でっかくなってるし~!
こら~!

まいどお騒がせしてごめんにゃさい。
にゃお~ん!(=^ェ^=)