沖縄では年に数回、多彩な顔を持つ「やちむん」が一堂に会する「やちむん市」があります。
北海道出身、沖縄在住歴16年、サーフサイドの佐藤です。
昨日は、娘の幼稚園の発表会が、読谷村の鳳ホールというところでありました。
かなり立派な舞台に驚きました。
英語でアナ雪の Let it Go を歌ったり、和太鼓があったりと、和洋折衷の楽しい舞台でした。
そうそう、娘の通う幼稚園は、教育方針と土地柄が相まって、四分の一ぐらいがアメリカ人かアメリカ人とのハーフの子どもがいて、日本語と英語が入り混じり、なかなかおもしろい環境です。
そんな娘の発表会に行く前に、時間があったので、JA読谷ゆんた市で開催されていた「読谷やちむん市」を覗いてきました。
「やちむん」とは、沖縄方言で「焼き物」、美濃焼や有田焼と同じ、いわゆる陶器のことです。
ひとつのカタチにとらわれない力強い焼き物が多く、同じ物は探せないほどオリジナリティに溢れています。
最近は、普段使いしやすいマグカップやティーポット、お茶碗、サラダボウルなどを生み出す若手作家が増えています。
ドット柄や真っ白なカップ、素材の土を活かしたやちむんには、面白さと親しみやすさがありますね。
やちむん市では、色んな顔ぶれのやちむんに出会えるチャンスです。
3月は、やちむん市のなかでも最大規模のイベントとして知られる「ムーンビーチおきなわ全島やちむん市」が開催されます。
全島やちむん市の様子
毎年ムーンビーチホテル内で開催されるこのイベントは、2016年で23回目を迎える人気イベントです。
全島やちむん市には、県内のやちむんファンのみならず、やちむんに魅了された沖縄県外の人も「私のやちむん」を求めて、こぞってムーンビーチにやってきます。
ろくろが体験できるブースやシーサー色塗り体験もあって、見るだけでなく体感できるイベントになっているのも嬉しいところです。
【恩納村|ムーンビーチおきなわ全島やちむん市】
開催日:2016年3月19日(土)~21日(祝・月)
開催場所:ホテルムーンビーチ 屋内展示場(ビーチフロア)
問合せ先:098-965-1020(ホテルムーンビーチ)
そんなわけで、全島やちむん市で「私だけのやちむん」を探してみてはいかがでしょうか?って話でした。
ゆるく楽しくいきましょう