布きれ一枚で、滞留時間が延びたBARのはなし | 沖縄 恩納村 ペンションオーナーのブログ

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2000年に北海道から沖縄移住、2002年から沖縄・恩納村で「サーフサイド」という犬も泊まれるB&B(洋風民宿)をやっています。

こんにちは。
沖縄で愛犬との旅を応援しながら、ゆるく楽しく生きる思考法を伝えてます。
北海道出身、沖縄在住歴15年、なんとなく住みついた沖縄が好きになって、ペットと泊まれる宿をやっています、佐藤裕介です。

この前書いたブログ記事『沖縄と本土の違いって?居酒屋での「おしぼり」のはなし』が思いのほか好評でした。
「なるほど!」とか「これから使いま~す♪」とかコメントしてもらい嬉しかった~。
自分は、当たり前って思っていても、知らない人にとっては、なるほどって思ってもらえる。
またひとつ良い経験なりました。

布きれ一枚で売上が変わるのか?

で、コースターの話で思いだしたんだけど、ブログタイトルの布きれ。

それは、ただの【ランチョンマット】です。

自分がよく行っていた場末感のあるBAR(パブ)があって、おしぼりコースターの話にも出てきたところ、今は移転しちゃいました。

そこのマスターと仲良しだったんで、よくグダグダと話をしていた。
その時に、コースターの話から、ランチョンマットの話になったんですね。
自分のところは、朝食のときにマンチョンマットを敷くんですね、レストランやカフェだと普通じゃないですか。
あとダイニングBARとかもあるのかな?
でも、パブっぽいところって、ほとんどコースターだけ、コースターも無い場合もある。
あ、ちなみに、自分は小綺麗な店より、場末感ある店が好きな人です。

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今のお店は、ずいぶん綺麗だけど、
当時はね…

そんなパブっぽい店で、ランチョンマットを敷いたらって提案したんですね。
理由は、ただ単に自分がそうして欲しかったから、そのほうが居心地良さそうだし(笑)
珍しく、頑固者のマスターが、言うことを聞いてくれた。

そしたら、徐々にだけど、お客さんの滞留時間が延びてったんですね~

マーケティング的には、「消費金額は、滞留時間に比例する」って言うし。
実際、売上が良くなったって。
自分は、そんなつもりで提案したわけじゃないけど。

パブリックスペースのなかのパーソナルスペース

これは、パブだったからの話だと思うんだけど。
パブって言うぐらいパブリックスペースで、カウンターに座ったら、目の前にマンチョンマットってパーソナルスペースが出てくる。
まず、このギャップ。

それに、人って、パーソナルスペースがあると安心するじゃないですか、だからついつい長居してしまう。

まとめ

あえてギャップを作って、安心してもらう工夫をする、あとはお店の人の腕次第。
そうしたら、お店での滞留時間が延びて、売上も上がったって話でした。

そんなわけで、ゆるく楽しく生きましょう~♪