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Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

昨日はお酒の勢いもあって、なんだかダークでした。

だから、昨日のブログは削除しました。

傷つく人がいそうだったから。


明日は今の職場の修了式だ。

ついにその日がきてしまった。


7年もいるとやっぱり、離れがたい。


昨日のどよんとした気持ちをかなり引きずっていたのだけど、

今日もそのどよんは、なかなか去っていかない。


みんな忙しそうで、自分の仕事に奔走している。

そういう姿を見ていると、いつも疎外感を感じてしまう。


なんか「そういうことじゃないだろう」って思ってしまうのだ。


自分はこういう日だからこそ、感慨に浸りたくなる。

だから、仕事は早めに片づけて

美味いものでも食べながら、思い出を振り返りたいなと思う。


だって、本当に楽しいことも切ないこともいろいろあったから。


中華料理店であんかけ焼きそばと餃子を食べながら、物思いにふけっていました。


でもね、もう一人で飯食いに行くのもうやめようかって今日はちょっと思いました。

完全に昨日の空気を引きずっているから。

誰か、ブレイクしてくれ!!


今日はこれを聞いていた。


Here Come the Warm Jets/Brian Eno
¥1,125
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これを聞くと「時代は巡り巡るんだなぁ」って思う。

昨日からすごい雪で


「こりゃあ、スキー場も良い雪でいっぱいだ」と思って


スキー場に行ったんだけど、


リフトがぐらぐら揺れる強風で


滑るのもままならず、


リフト2本乗っただけで帰ってきた。




中途半端な気持ちを抱えたまま


タワレコへ。


21日発売のCDを買いに行く。


しかし、これまた旭川のタワレコ。


びっくりするほどそろっていない。


The Shins,リー・ラナルド、ウェディング・プレゼント、マーク・スチュアート・・・


聴きたいものが、ことごとく無い。


結局ブルース・スプリングスティーンだけ買ってきた。




まぁ、たくさん買ったところで全部聴けるわけではない。


でも、なんだかなぁ。




帰り道、ニトリに寄った。


すごい人、まさに「新生活」を始める人だらけ。


カートを転がして買い込む買い込む。


あれ、楽しいんだろうな。


二人でソファーの座り心地を確かめるカップルがあちこちに。




なんだかみんな、幸せそうだ。


それはとっても尊いことで、素敵なこと。


自分の周りも最近やたらとハッピーな人が多いんだけど、


勝手に幸せになってください(笑)。




使っているものを改めたり、新たに準備することで


自分の人生を更新していくというか、


新しい生活が、その人の「手帳」に書き込まれていく。




「パーティに参加するときの秘訣は、引き際を見極めるということだ」




これは元(ってつけなきゃならないのが悲しい)R.E.M.、マイケル・スタイプの言葉。


そして、自分の手帳に大きく記された言葉である。




その言葉の意味を3月中はいっぱい考えることになるだろう。


どうしたらいいのかは、わかっている。


「手帳」の文字を消されるくらいなら、自分から「おいとま」するべきだってことくらいは。




人生は、どこまでも甘苦い。










昨日はほぼ徹夜してしまった。


「しまった」とあるのは「図らずも」ということなわけで。




あまり考え事をしたくない、何かを思うことを止めたいと。


そうなるとだいたいこうなる。




じゃあ何かして夜を過ごせば良いんだけど


こういうときはレビューも書けないし、本の内容も頭に入らない。


だから、朝が来るまで座椅子に座って毛布にくるまっている。


音楽を聴きながら。


Cloud NothingsのWasted Days,もう何度聞いただろうか。





さすがにちょっと睡眠不足なのか、今日はランニング中に具合が悪くなってしまった。


大分雪も溶けてきたので、本格的に練習を始めようと20km走に挑戦したのだけど


15km過ぎたあたりで、目の前が暗くなってきた。


ペースを戻すのが早過ぎたみたい。


ちょうど家の近くだったので、まだよかった。




何をやっても中途半端で、時間を無駄にしているなぁ。





新しい棚を作ろうかと思って、昨日は部屋でひたすらメジャーと定規


シャープペンシルを握って、紙に向かっていた。




と、同時に今あるCDも整理。


棚から全部出しているので、部屋がえらいことになっています。




古いCDはジャケットやインナースリーブが大分色褪せてきている。


一番古いものは20年以上経ってますが、まだちゃんと聴けました。




で、しばらく聴いていないものをちょこちょこ聴いています。








その中にあった一枚・・・



ペンギンノイズというバンドがいました。



彼らが98年にリリースした「ジェットラグ」というアルバムをものすごく久しぶりに聞きました。



UK、USインディのテイストを持ちながら、とびきりポップなメロディーを鳴らすという


そういうバンドがこのころは結構いたような気がします。


この「ジェットラグ」は曲の半分をあのFlaming LipsとDave Fridmannがプロデュースしています。




Dave Fridmannは「おぉー」って感じですが、Flaming Lipsと聞くと「えぇー!!」ってなりませんか?


だって、そのあと彼らはあの「The Soft Bulletin」をリリースするんですから。


プロデュース曲はスティーヴンがキーボードやギターで参加していて


どの曲もサイケ&ガレージなギターが炸裂していて、当時めちゃめちゃかっこいいなと思いました。




リードトラックの「タイムリミット」という曲。


アルバム・ヴァージョンはFlaming LipsとDave Fridmannがプロデュースしていて、メランコリックな曲なのに


完全にヨシミあたりに入っていてもおかしくない曲に変貌している。


You Tubeにあるヴァージョンはたぶん違うもので、こちらは全然物足りない。






うーん、やっぱりぬるい。


アルバム・ヴァージョンはもっといいんです。




歌詞も好きで




あざやかな 眩しい夜に


君が僕のためにくれた言葉を


繰り返す静かな時は あと少しあるから




僕の声 眩しい夜に


目隠しをされて さえぎられても


あと5分あと2分だけ君を見つめてたい


君を見つめてたい


もし許されるなら




このメランコリックなメロディーとぶっ飛びギターで歌われたら


未だにグッときます。




当時はなぜ「君を抱きしめたい」とか「君のそばにいたい」ではないんだろうと考えました。


「見つめてたい」は正確には「見つめていたい」な訳で、字余りになるのに。


削ってまで「見つめてたい」にするって、どういう意図なんだろうと。




でも、今はすごくわかります。


そういう距離感なんですよね。


近づきたいけど、時間や距離をを超えることはできない。


それは相手を想うからこそ、なわけで。


それをわかっているから、「見つめてたい」なんです。


その無常観ってFlaming Lipsにも感じますね。




しかし、偶然手に取ったCDに、不思議と今の心境にガッツリはまるものってあります。


神様、いたずらが過ぎますね。



という言葉を、自分はよく使います。




なんだろう、時間には人一倍うるさいのかもしれません。


と言っても、別に待ち合わせに厳しいとか、そういう意味ではありません。


できるだけ有効に使いたい、という思いがすごく強いんだと思います。


仕事はできるだけ早く済ませて、残りの時間をめいっぱい楽しく過ごしたい。


そういう意味で、時間に厳しいんだと思う。




自分にとっての良い時間を過ごす。


人生においてこれ以上大切なことはない。




だからこそ、自分の時間、心許せる「大切な時間」をたくさん過ごすべきだと思う。




では、その「大切な時間」ってなんだろう。




多くの人にとっては「愛する人と過ごす時間」だろう。


それはなんだか今の自分にとっては眩すぎるものだけど。


基本的に自分の周りの大切な人たちには


「大切な時間を楽しく過ごしなさい」としつこく言っている。


だって、それはそういう対象がいる人の特権なんだから。


そして、僕の周りの彼ら彼女らは


その「大切な時間」を、本当に楽しく過ごしている。


そうしろ!と言いつつ、あまりに楽しそうで


つい「このやろう!」となってしまうこともありますが(^_^;)




その中で、ぽつんと一人な僕であるが


自分のような、こんな時間に一人で音楽聴いている人種には


「大切な時間」とは


「自分を解放できる時間」のことなのかな。




でも、おそらくだけど、


どっちもあるのが理想ですね。




イハつながりで


「大切な時間」について考えてみました。










LOOK TO THE SKY/ジェームス・イハ
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14年前にリリースされたファースト、Let It Come Downは

何となく持っていて、そんなに聴かなかったんだけど

先日久しぶりに聴いてみたら、これがすごく良くて。


何の変哲もない感じが、逆に強烈な個性になっていたというか

あるいはスマパンへの反動がここまでピュアに結実してしまったという

偶然の産物的な一枚だった。


で、突如届けられたセカンド。

メロディーのピュアネスこそほぼ変わっていないものの

サウンド面では若干エレクトロかつラウドな方へとシフトしている。

まだ聴いたばかりだけど、なかなかいい。


昔から、こういう基本ギタリストのソロアルバムって結構好き。

ジョン・フルシャンテ、サーストン・ムーア、アーチャー・プレヴィットなどなど。


イハはバンドからはもう遠ざかっているけど(ティンテッド・ウィンドウズがあったか)

なんかギタリストのアルバムって感じがするんですよね。

徹底してソロっぽい音を出そうとしている。

バンドグルーヴではなくて、音が星座のような並び方をしている。

すごく感覚的でざっくりな表現ですが(^^;)


でもなんか、こんな星がきれいに見える日には

すごく合うんですよ。

ブライアン・ウィルソンがセカンド・ソロアルバム「Imagination」をリリースした頃


R.E.M.のピーター・バックとの対談がロッキン・オンに載っていた。




どちらも自分にとってはグレイトな存在。


しかし、この二人の共通項は?




最初はとても不思議な組み合わせのような気がしたが


対談を読むうちにピーターやマイク・ミルズもかなりのビーチ・ボーイズ・ファンだということがわかった。




そしてその中でピーターが、ビーチ・ボーイズ触発されて作ったという曲を紹介した。




それがAt My Most Beautiful




ビル・ベリー脱退後、初のアルバムとなった「UP」に収録。


どこかぎこちなく、暗中模索のバンドの先の見え無さ、不安が如実に感じられるアルバムであった。


しかし、もちろんキラリと光る佳曲もいくつかあり、At My Most Beautifulもその一つ。




彼らの作品の中でも、数少ない美しいコーラスワークがフィーチャーされた、シンフォニック・ポップ。


そして、最高に美しいラブソング。




歌詞に「密かに君のまつげを一本一本数える/「I Love You」とささやきながら君を眠らせてあげる」


というのがあって。




初めて聞いたときは「なんじゃこりゃあ」と思ったんだけど、


今ではその描写がリアルに感じられる。


「寝顔」ってなんか神秘的というか、まつげを一本一本数えさせるような


そんな力が確かにある。




でもそれは確かなようで、どこか壊れやすいものでもある。


運命に押し流されることも。




だからこそ、その瞬間瞬間が愛おしく感じられる。




届いているだろうか?




昨日、車の中で聴いたんだけど、どうにも切なすぎて


夕刻の情景と相まって、何か胸が張り裂けそうになりました。




タイミングが良かったのか悪かったのか(^^;)






この土日、旭岳にいました。


カムイミンタラ

アイヌ語で「神々の遊ぶ庭」という意味ですが

アイヌの人たちは、旭岳を含む大雪山連峰の雄大な自然を

こう読んでいたそうです。


その名の通り、圧倒的かつ神秘的な風景がそこにあります。


今日はロープウェーで山に登り、スノーボードで降りてきましたが

とにかく気持ちいい。


こんな贅沢が、車で1時間弱のところで味わえるなんて。

自分の行動が年々アクティブになっていくと

今までいかにもったいないことをして時間を過ごしてきたことに気づかされます。



Surf’s-Up

Surf’s-Up

Surf’s-Up

写真じゃちっとも伝わらないなぁ。

とにかく最高だったんです!




いい天気だぁ!

今日、明日と旭岳にバックカントリーに行ってきます。

朝から浮かれてます(^_^)

夢だったんだもの。


iPhoneからの投稿

検査の結果、軽症の段階から数値が改善されていることがわかりました。


現段階で、日常生活に支障がないことが確認されたので治療は一段落つきました。


今後は2ヶ月に1回の検査でいいようです。




よかったー!




もちろん、今後も気をつけるべき所はありますが


健康が回復したことは素直に嬉しい。


いろいろと心配かけてしまい、どうもすみませんでした。




なんか、ものすごい開放感に包まれています。


これは打ち上げようと思いましたが


現在、3月という事で周りは忙しく、声をかけるのも憚られたので


一人で打ち上げました。


焼き鳥とビールがめちゃうまい!




ほんとによかった、今はそれだけです。


明日は定期検査の日。

どうにも定期検査の前は落ち着かない。

体調的には何でもないような気がするんだけど

自分の予想と数値は驚くほど合致しない。


そして、正直いつもめちゃめちゃ怖い。

本格的に発症してしまうと、今の生活が一変するからだ。

医者の話では「一人で戦おうと思わない方が良い」病らしい。

明日はどんな審判が下されるのだろう?


こういう日は一人でいるのがすごく嫌で、

誰かと一緒に話でもしていたい。

誰かの声が聞きたい。

まさに佐野元春「99ブルース」のような。


でも、こういう日に限って。

なかなかいない。


そんなわけで、気持ちを落ち着けようと

さっきまでドライブしていました。


行き先は東川町。


土曜に行くはずの東川に「下見」じゃないけど行ってきた。

旅の準備をしながら。


ここは町並みがきれいというか、雰囲気が良い街。


この時間にやってるお店に行って

コーヒーだけ飲んで帰ってきた。


今日、仕事上でちょっとした山場を迎えて

無事終わった自分へのご褒美でもある。

それだけでも、ちょっとした気分転換にはなる。


そしてこういう日はすぐに布団に入るようにしている。

もちろんなかなか寝付けない。

ただただくるまっているだけ。

または枕元にノートを置いて、発症したらどうするか

果ては自分が亡き後の世界のことなどを考え、書き留める。

そうすると、気持ちが幾分落ち着く。


明日は笑えるように。

良くても悪くても、とりあえず笑うんだ。