第5位 Real Estate
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最近は、終始こういう音が好きなのでこのポジションです。どこまでも甘いんだけど、明らかに強烈な苦みを経てきた音。簡素なギターをベースに、ひたすら甘美なメロディーが続くので、その苦みを感じられるかどうかで、好き嫌いが分かれそうなアルバム。僕は大好きです。
第4位 Avi Buffalo
At Best Cuckold [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤].../SUB POP/ TRAFFIC
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前作も大変素晴らしい作品だったけど、これもいいです。天性のメロディーラインは、やや洗練された感があるけども、個人的に好きだった(こんな人は僕以外にいないと思うけど)ギターサウンドは健在。曲のメロウさに隠れて、実は無軌道でたまらないギターソロを弾くんです。誰か一人でもわかってくれたら嬉しい。
第3位 Ben Watt
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ここまで来て「この順位に意味なんてあるのか?」という気分になってきたんですが。昨年EBTGの旧譜をまとめ買いした影響もあって、この位置に。正直言うとそれらのアルバムより、今作の方がずっと好きです。幅広い音楽素養を持っている人だけど、根本はきっとここにあるのだろうと感じさせてくれるシンプルで力強くて美しい楽曲が並んでいる。
第2位 Beck
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Beck久しぶりの新作。Beckもまた多彩な音楽性を持っているけど、やはり表現者としての根源はここにあるという、揺るぎない強さを感じる作品になっている。明け白んでいく空のような穏やかなグルーヴは、音楽の豊穣さを感じさせ、まだまだロックにしか為し得ないものがあることを教えてくれる。次の第1位のアルバムとともに。
第1位 Spoon
They Want My Soul/Republic
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この1位だけは直ぐに決まりました。僕は前々作からのリスナーなんですが、こんなに普遍的なフォーマットのサウンドになぜここまで惹かれるのか、未だにわかりません。もう抗えない魅力があります。The Nationalにも通じるストイックさがあったり、Walkmenのような揺るがない美学があったりと、拾い出したらきりが無さそうです。そのときそのときの僕の欲求を常に満たしてくれるようなアルバムであり、今年のダントツの1枚です。