10数年使い続けたCDラックがあります。
増え続けるCDをどう整理しようか考えていたときに
引っ越しのついでに買おうと思い
通販で購入しました。
届いたときのうれしさは今でも覚えています。
持ってたCD全て収まったときの感動。
以来、「彼」は僕のスペースの中心に常にいました。
1日1回は必ず向き合って、会話もしていました。
それが、ある日収納に限界が来まして
最初買い換えようかとも考えたんですが
彼とお別れするのは寂しいと思い
追加の棚を自作しました。
はじめは一つだったのが、一昨年にもう一つ追加。
そして今年さらに、もう一つ。
本棚も似た規格で作りました。
すると、どうにも彼の存在が部屋から浮いてしまう。
簡単に言うと、インテリアとしてのバランスが取れないんです。
それでも、どうにか再利用できないかと本棚に改造しました
でも、なんだかそれは「エースの4番」が「控え」に回ったような寂しさで
結局元に戻しました。
やはり思い切って処分した方が良いのかと考えていたときに
「移籍先」が見つかりました。
用途はもちろん(いや、たぶんか)CDラック。
よかったよかった、とホッとしました。
今は我が家の玄関で、ひたすら次の出番を待っています。
空っぽの彼にすごく違和感を感じちゃって。
なんだか不安そうなので、少しでも早く移籍させてやりたいんですけどね。
自分と長い時間をともに過ごしてくれた
良い友達でした。
今までありがとう。