血液検査の結果は、やや良くなってはいたものの、思ったよりは芳しくなかった。
肝心の数値が相変わらず低めであった。
今後も、ランニングの量を減らし、経過観察をしていくことになる。
睡眠と食事、過度なストレスには十分気をつけるようにとのことだった。
ストレスなんかで悪くなるのか、本当に?
残念ながら、お祝いするほどではありませんでした。
でも、昨日はとても楽しく幸せな日でした。
自分の事なんかどうでもいいくらいに、
その日は自分にとって大切な日だった。
こんな状況でも、人は一つの大切なことで幸せな気持ちになれる。
その「一つの大切なこと」は、いつまで手の届くところにあるのだろう?
ジャック・ニコルソンが大好きです。
どうにも憎たらしい顔しているけど、本当にめちゃくちゃ憎たらしい役と
だけどユーモアと愛嬌のある役とどちらもこなせる俳優さんですが、
僕は後者を演じているジャックが好きです。
で「恋愛小説家」という大好きな映画があります。
ジャック演じるメルヴィンは売れっ子の恋愛小説家だけど、素顔は極度の潔癖症で口が悪い嫌われ者。
素直さのかけらも無く、当然恋人も居ない。
そんな彼は行きつけのウェイトレス、キャロルの事が気になってどうしようもない。
でも、彼は自筆の小説とは真逆の言動しか取ることができない。
それでも、身の回りに起きる様々な出来事を通して
二人の距離は次第に縮まっていく。
で、いきなりエンディングなんですが
そこで勇気を振り絞って、メルヴィンがキャロルに思いを伝える場面がめちゃめちゃ好きです。
僕だけが 君がこの世で最高の女性だと知っている
君はどんなことでも この世の誰よりも上手にやりとげる
例えばスペンサーに対する接し方
君の頭の中にあるすべての思い
そして君が口にする言葉はいつでも真摯で善意にあふれてる
なのに大抵の人間はそれを見逃している
テーブルに料理を運んでいる君が世界最高の女だってことを
それに気づいてるのは僕だけ
それが誇らしい
「愛している」とか「大好きだ」とか言うんじゃなくて
君の本当の良さを知っているのは僕だけ、それが誇らしいんだって
めちゃめちゃすてきだよー。
この映画にとても共感できるのは
自分にとっての「大切なこと」が、とても尊いことなんだってことを
最後までユーモアたっぷりに描いていることです。
まさに「君が僕を知ってる」っていうやつです。
良かったことと、悪かったことが交錯した昨日でしたが、
人は最終的に良いことが残る。
そうでなくちゃね。