曽我部恵一TOUR 2011 "Spring Fever" | Surf’s-Up

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに


Surf’s-Up 5/7 札幌Cube Gardenでのライブに行ってきました。


会場は割とこじんまりしたところで、集まった人数は約100人くらいといったところ。


今回は7人のバンド編成であるが、演奏の雰囲気はややランデヴーバンドを感じさせるものだった。非常に洗練された音を出すバンドでした。特にオルガンやベース(あの伊賀航さん)の音が良かった。


新作「PINK」からはもちろんのこと、ソロデビュー曲の「ギター」や定番曲「テレフォン・ラブ」、そしてサニーデイ・ヴァージョンに近い「青春狂騒曲」など、バラエティーに富んだ内容のライブでした。


ソカバンのように青春のエネルギーをガソリンにして走るのではなく、丹念に音を紡いでいくステージングでした。「PINK」の音自体がそうだけど、優しくてぬくもりのある音をきちんと再現していました。今までにありそうでない音でした。


個人的には、新曲「満員電車は走る」がすごく良かった。これはCD化される予定あるのかな?


終演後は、物販会場に曽我部さんが現れました。僕はちゃっかりTシャツを買い、サインしてもらい、握手してもらいました。こういうときにあれこれ話をする人がいるけど、自分の場合は早めに切り上げることが多いです。やっぱり疲れているし、終わった後までファンサービスさせるのは悪いなと思うので。もちろん曽我部さんは、とっても良い感じの人でした。


北海道は寒く、外に出でも「ねぇ、外は春だよ」となかなか言える感じがないのですが、心が暖まるような気持ちになれた夜でした。