ソカバンライブから戻ってきました。
ここ何日か、HPのBBSが若干荒れ気味だったソカバン。
なんでも、地元香川での集客が悪かったらしく、それがいろいろと波紋を呼んだ。
そんなところだったので、開演時間を過ぎてもなかなか始まらない状況に
最初はドキドキしてしまったのだが、
ステージに現れてからは
もう全く期待通りのソカバンであった。
序盤の流れは前回のツアーと同じ。
「キラキラ!」の中から何曲かやってから
新作「ハピネス」の曲をアルバムの曲順通りに始めた。
これが実に良かった。
アルバムでは少し落ち着いたように見えた曲群たちも
ライブではラウドに、はじけまくっていた。
「サニー」までやった後は、また新旧織り交ぜながら
メロウ・ロックは続いていった。
その場で打ち合わせた新曲も2曲披露してくれた。
しかし、「ハピネス」の終わりを飾る大名曲
「永い夜」、これがとんでもなかった。
ハンドマイク1本で歌う曽我部。
客席になだれ込み、目をつぶってのたうち回りながら歌う。
「自由はたぶん 手に入らないだろう
ぼくは歌う ぼくは歌うぜ」
そう曽我部が歌い終えたとき、涙が出てきた。
自分が思い通りにならなくたって
「自分のあるべき」ものをもっていりゃいいのだ。
ヒロトが「決して負けない強い力」と言ったヤツだ。
その後は、なんとなくぼーっとしてしまったのだが、
もちろん最後までかっこいいロックンロールを見せてくれた。
終わりの「Mellow Mind」は客席で歌った。
僕たちは立ち膝でそれを聴いた。
気持ちの良い風が吹く旭川で。
↑物販で買ったタオル