SUB POPというと自分なんか未だに、NirvanaやMudhoneyということろばっかり出てくるんだけど、最近ではThe Shinsのように、ちょっとひねたポップセンスを持つバンドもいいところ揃いだったりするんですね。
Fleet Foxes
Grand Archives
という2バンドが最近のお気に入り。どちらも自分のSUB POPのイメージとは大きく違う音。
Fleet Foxesは自らの音楽性を「バロック・ハーモニック・ポップ・ジャム」と称しているシアトルのバンド。アーケード・ファイアなんかが引き合いに出されているけど、Fleet Foxesの方がずっとフォーキー。タイムレスなメロディーに美しいコーラスが塗り重ねられるという、若者らしからぬ音楽。しかし、これがよい。なんでこんなにいいんだろうなぁ。古典の持つ絶対的な力みたいなのがサウンドから感じられんだよなぁ。
http://www.myspace.com/fleetfoxes
Grand Archivesは夏からずっと聞いています。調べてみると、元Band Of Horsesのメンバーが立ち上げたバンドとのこと。正直言うと、Grand Archivesの方が好きかもしれない。こちらもフォーキーで切ないメロディーが特徴的だけど、曲の中に必ず心をわしづかみにするポイントがあるんですよね。メロディーであったり、楽器のフレーズだったりするんですけど。時々そういう「ツボ」をつくバンドってのがいて、このアルバムは長く聴ける一枚になりそうです。