サンドウィッチマン | Surf’s-Up

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音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

M-1、なんとサンドウィッチマンが優勝しちゃった。個人的には好きだけど、他のグランプリの人たち同様に、テレビに引っ張りだこっていうのは考えにくいなぁ。


 他のコンビでは、トータルテンボスはやっぱりおもしろいなと思う。けど、そんなにツボじゃない人が多いんだな。逆にキングコングはあんまり。テンポ早すぎて、あんなり入り込めない。笑い飯はいつもぐらいかなと思ったけど、一番最初ってのが痛かったな。ハリセンボンは、もうベストの出来だったと思う。女の人で、ここまで笑えるのは他にいないでしょう。千鳥、ダイアン、ポイズンは惜しかったね。悪くはないんだけど、もうちょっと変化がないかなぁ。


 昨日はずば抜けてこれがおもしろいっていうのは無かったような気がします。でも、自分自身昨日一番だったのはやはりサンドウィッチマンです。しかも「街頭調査」と「宅配ピザ」という好きなネタでした。



久しぶりにCD買いました



Bump Of Chicken/Orbital Period


 これは力作です。このとてつもないスケール感。アルバムごとにスケール感を広げてきたバンドであったが、前作「ユグドラシル」で極めた感があったのに、今作では軽く凌駕してしまっている。本当にとどまることを知らない。


 サウンド的にもこれまでで一番バラエティー豊かだ。例えば「ハンマーソングと痛みの塔」なんて、80年代のシティ・ポップスのようであるし、「かさぶたぶたぶ」なんて、「みんなのうた」で放映されても何ら不思議はないくらい親しみやすい曲だ。で、こういうものを違和感なくまとめられるのは、藤原の描く世界観の圧倒的スケール感のおかげだと思う。あらゆるものを飲み込みながら世界は動いていくんだろうけど、一人一人の強い思いは、そんな中でも確実に誰かに光を届けられる、そんな思いが歌詞やメロディからびしびしと伝わってくる。


 こういう揺らぎない世界を描けるアーティストは、絶対に信頼できる。


 あと、「星の鳥」という、歌詞付きの分厚いブックレットがついてきます。


 リヴァース・クオモのデモ集も買いました。音モッコモコでいいんですよ、これが。わたし。デモ集大好きです。