ポイント3倍のタワレコで | Surf’s-Up

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音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

久しぶりにCD買いました。


Ian Brown/The World Is Yours


 ずいぶん前に輸入盤を見かけたけど、日本盤の解説が増井修さんだと知って我慢し続けました。やっぱりローゼズ語らせたら増井さんの右に出る人はいないでしょう。

 ほぼ全編に渡ってストリングスが使われていて、ドラマチックなミドルチューン満載のアルバムになっている。イアンのアルバムの中では一番メロウでしょう。前作で見せた男気がこう、包み込むような優しさに変わったというか。僕はかなり好きです。悪い癖であるダラッとしたところがないのがいいです。ちなみにボートラでイアンが日本語で歌っている「Sister rose」という曲があります。



Nine Black Alps/Love/Hate


 1曲目「Bitter End」の抜けの良さに、試聴しながら思わず体が反応してしまいました。前作はよくNirvanaが引き合いに出されていたけど、この2ndはもっと幅が広がった感じ。悪く言えば、バンドとしての個性は薄れた気がするけど、良い曲をたくさん書けて素晴らしいプレイができるというポテンシャルを示すには十分であるし、むしろそういうところでバンドの実体を絶対化させない、というのもありかなと思う。






Eastern Youth/地球の裏から風が吹く



 まだまだ歌詞カードを見ながら聞いてからかな?と思いつつ、第一印象は前作よりもさらに重厚なトーンだなと。前作では「音がきれいすぎる」と敢えてラフに作り込んだところがあるが、今作はもっとラウドでギター、ベース、ドラムスの一音一音がひたすら腹に響く。そして、詞は相変わらず脳に響く。


 「滑走路に立っている 翼は持ってない」


 いいなぁ