この世で一番悲しい光景は | Surf’s-Up

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音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

 今日は寒かったなぁ。そんな中、4年生の社会見学で北海道を開拓した「屯田兵」の資料がある兵村記念館というところへ行きました。基本的に「古いものが好き」な人なので、こういう企画は大好きです。子どもの引率と言うより自分が楽しんでしまう。


 汽車で行ったんだけど、乗り合わせた一般客が気の毒だったなぁ。ギャングエイジ真っ盛りの子どもが137人だもの。ちょっとした拷問です。


 その引率のせいでぐったり疲れているんだけど、買ってきたシガー・ロスをどうしても聴きたくて。でも半分くらい寝ている。だから眠気覚ましのためにパソコンに向かっています。


An End Has a Start/Editors



サマソニではあまりの暑さに(びっくりしたよ)ヴォーカルのトムはヘロヘロになりながら歌っていた。聞くところによると、予定より1曲早く終わったらしい。まぁそれも仕方がないくらい暑かったのだが、両手を変な角度で交差させながら歌うトムはかっこよかった。「これ誰?知らねぇ」なんて言う客でいっぱいいる中、B'z待ちでアウェーのような状態の中、がむしゃらに絞り出すように歌い演奏する彼らの姿にめちゃめちゃ感動した。



 前作では内に向きがちだったのが、今作では少しずつ外に目を向けるという視点の変化が見られる。その変化がサウンド面にも現れている。曲のスケール感もアップし、より骨太になった。時折U2かと思うくらい壮大なナンバーもある。前作の繊細な感覚が後退したことが、若干評価が分かれるように思うが、個人的にはメロディーのソリッドさが増してきている今作の方が好きである。


 数多のニューウェイブバンドが姿を消していく中、同じ系譜のバンドとしては見事な飛躍作。最高だ!



 この世で一番悲しい光景は 病院の外でたばこを吸う人々


 Smorkers Outside The Hospital Doorsより

An End Has A Start/Editors