『NIAS SURF VIEW HOUSE』のオーナー、ダニエルが一昨日の夕方亡くなりました。
うちのパパと同じ年齢の40歳でした。(たぶん…インドネシアは適当なので確実ではありませんが同級生であることは確かです。)
去年の後半からずっと体調が悪そうで、たぶんC型肝炎じゃないかと言ってたのですが、はっきりとはわからないままです。
ただ、グヌンシトリやメダンの病院まで何回も何回も通院してたようです。
渡ニアスリピーター、北海道からのTくんが11月に来る時に送迎の件で相談しに行った時のこと。
家の奥から、お腹を抱えてやつれたダニエルが私の方に来たんです。
でも途中でベッドにもたれ掛かり、お腹を押さえて相当痛そうに「OK!OK!」とそれどころじゃない様子。
私も察して早々にその場を後にしました。
その後、Tくんたちがダニエルのロスメンに泊まってる時は片足を引きずりながらも笑顔で、でも以前とは全く違ってやつれた笑顔で接客していました。
その後、あまり見かけることもなかったのだけど(もしかしてその時が最後だった?)、子供たちに会った時にダニエルのことを聞くと、とにかく病院に通ってたらしいです。
からの一昨日。
昼間にパパが「ダニエル、亡くなったって…」ってパパも信じられないような顔で言われました。
普通に涙が出そうになりました。
そして昨日、パパと一緒にダニエルのロスメンへ。
セレモニー的なことは終わってて、数人のおじさんたちがダニエルの棺の前でしゃべっていました。
パパはそこに参加。
私は家のテラスに座って放心状態だった奥さんにあいさつに行きました。
奥さんの顔を見た瞬間、涙が止まらなくなりました。
奥さんは静かな笑顔で語り始めました。
亡くなった当日の朝、まだダニエルは元気で「今日はグヌンシトリの病院へ行く。」と言ったそうです。
しかし病院へ行くこともなく、その日の夕方自宅で亡くなったそうです。
亡くなった日の1日を聞いて私はただただ、「信じられない。」を繰り返し奥さんに言ってました。
私たちが帰る時に数人また奥さんの元にやって来たと思ったら、部屋に入り号泣というか叫び声のような奇声が聞こえてきました。
私はダニエルのロスメンに時々お客様を紹介してたのでダニエルを知ってる方もいます。
またニアスに来た時にはもうダニエルはいません。
本当に本当に若すぎる死で、悔やまれます。
つくづく、トリップに来ていただいたお客様との出会いを大切にしたいと思いました。
ダニエル、短い間だったけどいろいろありがとう。
苦しみから解放されて安らかに眠れますよう。
そして残された家族を見守ってあげて下さい。