9月29日 2013 SBC決勝大会レポート | 組長の投げ釣りセカンドライフ

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天気予報とは裏腹に、小雨が降りしきるなかスタートが切られました。



ま~だ薄暗いんです。

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各々目指すポイントへ・・・
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前夜祭での抽選の結果は、レッドエリアのメンバーはどちらかと言うと新興勢力が多く、ホワイトエリアは、実績組が多く集まったような・・・





レッドエリアの開始直後は、食いが渋く散発的だったものの、右端付近の香林・千葉選手が少しづつ数を伸ばして20尾超えと一歩リードしたように見えた。


そして左端の河口で釣っていた藤浪・西山選手が追い上げる展開になったが・・・

後半になって、その二人が叩きあいを始めてドンドン釣果を伸ばしたので、あっという間に30~40尾に。


そのまま二人で決まりかと思っていたら、右端香林選手が最後に5点掛けの3連発の大まくりが炸裂の大どんでん返し。



検量の結果、1位が香林選手、2位西山選手が決勝戦に進出。

惜しかったのは、3位の藤浪選手。たった16gで涙を呑むことに・・
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実績選手が集まった注目のホワイトエリア。


スタート直後のⅠ~2投で、なんとなく皆Ⅰ~2尾は釣ったものの後が続かない展開になった。

その中でも、苦しいながらも確実に数を伸ばしたのが古牧選手と早坂選手で7~8尾。


注目の横山選手は、前日下見で気に入ったらしいポイントに、一目散に釣り座を確保。

しかし、2尾上げたものの全くアタリがでないのに移動の気配が全くない・・・?


・・・と、その時いきなり6連掛けを披露。

それを近くで見せられた選手は、お顔が引き攣ってしまった。

しかし、それ以降は、うんともすんとも言わずに沈黙の時が静かに流れていった。



ホワイトエリアの全員が諦めかけていた頃、本部より左端に陣取った古牧選手の竿だけが突然連発を開始。

まわりに気づかれないように、隠すように取り込む姿が印象的だった。


しかし、それを気が付かない御人好しの選手は居ない。

あっと言う間に選手が押し寄せて左端は鉄火場に変身です。

それでも最初のリードをしっかり保った古牧選手は安全圏に逃げ込んで終了です。


1位古牧選手、2位早坂選手、3位は、ず~っと1尾で腐っていた高橋選手。

最後の最後に追い込んだものの、惜しくも1尾45g差届かずでした。
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決勝戦は、レッドから香林・西山選手。ホワイトから古牧・早坂選手の4名。


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決勝エリアは右ホワイトエリアと左レッドエリアの中間の手つかずエリアなんです。


早坂選手はエリア右端。

ここは、予選の終盤ホワイトエリアで食いが立った左端に隣接するところ。

まだキスが溜まってるだろうとの判断です。


香林選手の思考回路も同じようで、左端を確保。

ここは、レッドエリアの右端で、自身が最後に5連を3連発した隣りのエリアなんです。


そして、西山・古牧選手は香林選手寄りに釣り座を決めてのスタート。


グッドスタートを決めたのは、早坂選手。

3人とは離れているが、釣果を隠すように取り込む姿はまるで忍者のような歩き方。

30分も経たない時点で既に20尾をキープ。


ポイントの目安は4色先。

ここで、1尾を掛けるまでは忍の一字。


しかし、アタリが入るとサビキ方が一変。

どんどんリールを回してキスにアピールする高速サビキに変身なんです。

そのまま、1色まで引いてきて巻き上げてみるとゾロゾロっと・・・

これが功を奏して、多点掛けを連発。


そして食いが止まると、即移動。

300mのエリア内を何往復した事か?



香林選手は、予選の最後の連発が忘れられず左端のポイントと最後まで心中。


そして、古牧・西山選手は早坂選手同様に、動き回って釣果を上げた。

古牧選手も最後には11連を含む多点掛けで追い上げを見せたが時既に遅しの印象だった。


力のある20cmクラスのキスが多く、キスの横移動を上手く読み切った早坂選手の勝利だったような・・・
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これで、早坂選手は2連覇達成です。


来年も、吹上浜での開催予定なんです。

ここで、是非とも高橋名人との対戦が実現して欲しいと思ってるんだけどねf^_^;


キスの濃い所でのガチンコ勝負は見ごたえありましたなぁ。