SRX600入院のまま越冬
7月半ばの陽気に誘われて近場を流してちょっと休憩、そこで再始動不能に。
ほぼ車も通らない埋め立て地で汗だくでキックし続けること30分、なんとキックペダルが折れました・・・。
押がけ試みるも、、、心も折れてレッカー手配。
搬入したショップで圧縮調べてもらうと6以下???これではかからんなぁ。
どうやらウチに来る前に長い不動期間があったようで、ピストンリングに錆、スリーブ引っ掻いてました。
この時点でWISECOの97ミリ621cc、同じピストンとスリーブが米国在庫ありとのことで納品を待つことに。
ところが待ち続けて3か月を過ぎた頃に本国欠品との知らせが、ううむ。
33年前のモデル、ピストン、シリンダーあたりの純正部品はとっくに欠品、中古ピストンは避けたいところ。
某ショップで奇跡的に純正オーバーサイズの在庫を発見するも96.5ミリのみ、中古シリンダー探してボーリングするか・・・。
最後の手段で、長くお世話になっていた神奈川のSRXマイスターにご相談。
結果、TL1000のピストン(98ミリ)を加工流用、633ccにボアアップすることとなりました。
今週そのスペシャルピストンが到着、やっとシリンダーをボーリングの段取りへ。
今回の入院を機に、フロントフォーク再メッキ、アンダーカウル修正などなど補修、退院は来春ですね。
そこそこ台数が出たSRXでも、そろそろエンジンガスケットなどの要の純正部品に欠品の情報。
さてさて、爺さんになってキックが踏めなくなるまで乗り続けられるかな。