サーフスリーオープン当初、こんな新聞を作って配布していました。
お買い物くださったお客様の紙袋に、広告を入れるかのごとく勝手に入れていましたが、よくよく考えると、
迷惑じゃなかっただろうかww←ゆーて気にしてないけど
なぜ今になってこの新聞の話かというと、先日息子が友達のお父さんにご飯をご馳走になった際、同席していた方が私たちのお店に来てくださったことがあると話をしていたそうなんです。
「財布の中からピンクの小さな紙を出してきて、なんかサーフィンのことが書いてあったかな?で、その人それをずっと財布に入れてるって話してたよ」
ん?ピンクの紙
少し記憶を辿ってみたら、忘れかけていた20年前、当時の記憶がはっきりとよみがえりました。
当時は、今ほど顕著ではないものの、ネットショッピングが徐々に浸透しつつあったころでした。そんな中、わざわざ実店舗に足を運んでくださるのだから、感謝の気持ちを何かしらの形にしたい。そんな想いがあり、お礼の葉書を書いてみたり、ノベルティを作ってみたりと、いろんなことをしていました。
その一つに、お買い物くださった方に差し上げていたミニステッカーがあり、それと一緒に著名なサーファーのさまざまな名言を印字した紙を同封していました。ピンクの小さな紙は、それだったんです。
あんなちょっとしたものを、今でも持っていてくださったなんて(嬉)。
思わず息子に当時の思い出話をし、その流れで見せたのが、一部だけ取っていた当時の新聞・記念すべき第1号だったのでした。
この新聞、不定期発行ではありながら結構続けていました。自分でも嫌になるズボラさで、データも残しておらず定かではないのですが、おそらく1〜2年くらいかな。やがてそれがブログに変わり、今はSNSへと変化を遂げました。
蒔いた種は、いつ芽をだすのか分からないものだなあとつくづく思います。
すぐの時もあるけれど、振り返ってみると、ずっと後になることも結構多い気がします。
やるせないこと、メゲそうになることももちろんありますが、その蒔いてきた種が折々に何かの形でピョコッ🌱と芽吹く瞬間があって、
「ああ、生かされているんだなあ」
と実感するのです私はコレを、神様からのギフトだと思っています。
自分の通る道に、ささやかながら種を蒔こう。
あらためてそう思った出来事でした。